親子でがんを学ぶ夏

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九州がんセンター 『がんと遺伝子』講習会

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細胞の粒をかき集める体験も

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「見えた?」。がん細胞を観察

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意見交換も活発にされた

 「がん」について、細胞、さらには遺伝子とゲノムにまでさかのぼって考える「親と子の『がんと遺伝子』夏の講習会」が7月25・26日、福岡市南区の九州がんセンターで開かれた。

 作文で選考された小学4年から中学2年までの男女8人とその親の計16人が参加。見て、触れて、「がんって何?」を考えた。

 講習会は、「細胞ってなんだろう」「どのぐらいの大きさかな」という織田信弥・臨床研究センター腫瘍遺伝学研究室長の問いかけからスタート。参加者は、ヒトからとった肺の正常な細胞1種類と、ヒトの大腸がんの細胞3種類を顕微鏡で観察するなどした。

 細胞からDNAを抽出する実験では、白い糸くずのようなDNAが現れた瞬間「わー!」という歓声が。特殊な機器を使い、がん細胞ではDNAの塩基配列の一部が変化している様子も確認した。

 講習会は2011年に始まり今年で5回目。福岡市の小学4年生、河村孝太朗君(9)は、「細胞は全部丸いと思っていたけれど、全然違う形で驚いた」と目を輝かせていた。

 織田室長は、「活発でハイレベルなディスカッションがされ、子どもたちの理解度の高さ、可能性を感じた。それぞれの子が持つ才能をのびのびと伸ばす教育の必要性も実感した」と語った。


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