福岡がん患者団体ネットワーク「がん・バッテン・元気隊」が5月3日、総勢193人で博多どんたく港まつりのパレードに参加した。
2008年、代表の波多江伸子さんと、当時大腸がん4期bだった事務局長の故山崎孝子さんが、「がん患者だって、みんなの前で堂々と顔を上げて歩こうよ」と福岡市内の各患者会に呼び掛けて始まった患者パレード。この第1回目のどんたく隊は、観衆の投票で「特別賞」を受賞した。
8回目の今年も、がん患者と家族を中心に、医療者・支援者が、がんの早期発見・早期治療・ピアサポートの大切さ・がん征圧を訴え、福岡市博多区冷泉公園から中央区天神中央公園までを練り歩いた。
参加団体は、NPO法人福岡がんサポートセンター・元気隊がんサロン・NPO法人ハッピーマンマ・NPO法人ストップ・ざ・がんの会・リレーフォーライフin福岡・細胞検査士会福岡県支部・福岡ホスピスの会・在宅ボランティアの会「手と手」・福岡県すこやか健康事業団・乳がん患者会「ひまわりの会」・たたらリハビリテーション病院・ほけんの110番。
「あいにくの雨でしたが、今年は参加団体全員で準備をしたので、とりわけよくまとまって気持良く歩けました」と波多江さんは笑顔で語った。