鳥取大学医学部附属病院 病院長 清水 英治

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 あけましておめでとうございます。よき初春をお迎えのこととお慶び申し上げます。2017年の年頭にあたり一言ごあいさつ申し上げます。

 昨年を振り返りますと、山陰地方では高齢者も含めた地方人口の減少により、病院の機能再編と医療スタッフの基幹病院への重点配置と在宅医療の推進が重要視されています。当院では小児在宅支援センターの設置、在宅医療推進のための看護師育成支援事業教育プログラムによる小児から高齢者までの在宅支援を始めました。

 電子カルテ参照システム「おしどりネット」はネットワークを拡充し、鳥取県内の接続施設が大幅に増えたのに加え、島根県内の医療機関との接続が始まっています。

 拠点病院機能としては、てんかん診療拠点機関、IRUD未診断疾患拠点病院が追加されました。院内では結節性硬化症診療チーム結成、診療支援技術部、がん相談支援センターの設置、低侵襲外科センター5周年などがありました。

 諸外国との医療交流として、中国、ロシア、ネパールなどの医療関係者や大学関係者が来院されました。また、昨年4月に起きた熊本地震や同10月の鳥取県中部地震発生後、DMAT隊による被災地支援や被災患者の受け入れを行いました。

 救命救急センターではトリアージナースの導入により救急車の受け入れが増加しています。また、それに伴って、診療規模や研修医の受け入れ数も増加しております。

 昨今の急激な社会構造変化が地方大学附属病院のあり方に大きな影響を与えております。地域医療にとって、大学病院の役割は大きく、専門性の高い医療スタッフの育成から地域の病院、診療所、在宅医療への人材交流の基幹施設として、また地域医療再編計画の中心として機能したいと考えております。

 2017年度にはドクターヘリの導入も決定しており、山陰地方のメディカルセンターとして貢献したいと考えておりますので、本年も引き続き、皆さま方のご協力、ご支援のほどよろしくお願いいたします。

 この新しい年が皆さま方にとって素晴らしい、発展の一年となりますことを祈念しまして、新年のごあいさつとさせていただきます。


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