標準治療だけがすべてではありません

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ANK免疫細胞療法を手がけている喜多村クリニックの喜多村邦弘院長

急行の停まる西鉄春日原駅から歩いて7分、イオン大野城店と大野城市役所にはさまれるようにして、喜多村クリニックがある。消化器内科、外科のほか、がん統合医療を推し進め、その有力な1つにANK免疫細胞療法を挙げる。

「標準治療のほかにも方法はいくつもあります。それを理解して組み合わせることが大切」と語る喜多村邦弘院長に、がん治療への思いを聞いた。

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ANK免疫細胞療法を手がけている喜多村クリニックの喜多村邦弘院長

標準治療への疑問

川崎医科大学を卒業して医師になった私は、福岡にあるいくつかの大きな病院で、消化器外科医として、幾人ものがん患者さんと向きあってきました。

手術、抗がん剤、放射線という3大治療で成績を上げたら患者さんのためになると信じていましたが、再発や転移などで進行した症例は、手立てがなくなる場合が多かったんです。治る可能性は低いと分かっている場合でも「がんばりましょう」と励ますのはつらいです。

あるとき患者さんから、抗がん剤はもうやめたいと涙ながらに訴えられ、こんな思いをさせる治療は何かおかしいと、自分の中で疑問が広がりはじめました。

それで父親のクリニックを引き継ぐことになったのを機会に、「もう治療法はありません」と患者さんを投げ出す今の標準治療を変えようと思い、ほかにも治療法はないかと探しはじめました。

2010年に、ミシガン大学がんセンターの権威的な教授が、標準的ながん治療である抗がん剤や放射線は、がん細胞を殺すどころか、悪化させる可能性があると発表し、波紋が広がっています。また、日本の医師と歯科医師220人に「あなたが癌になったら、標準治療以外の治療を受けますか」と質問した2年前のアンケート調査では、「受ける65%」、「たぶん受ける27%」と、9割以上が標準治療以外の治療を受けると答えているのです。

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ANK療法との出会い

標準治療以外にも効果の期待できる治療法はいくつも見つかりました。

その1つにANK免疫細胞療法があります。当院で患者さんの血液から分離したリンパ球を、京都の培養センターで活性培養し、それをまた当院に送ってもらい、12回に分けて点滴で体内に戻す治療です。

培養で活性化したNK(ナチュラルキラー)細胞は、がん細胞を直接攻撃するだけでなく、大量の免疫活性物質を放出して体内のNK細胞の活性を高めるため、40度ほどの発熱が起こります。これは、強く免疫が活性化されている証拠です。この発熱以外に副作用のない安全な治療法です。

ANK免疫細胞療法との出会いは不思議なめぐり合わせでした。というのも、NK細胞の培養技術を持つリンパ球バンク㈱の創設者の1人、㈱千鳥饅頭総本舗の原田光博会長が悪性腫瘍に冒され、一時当院でANK免疫細胞療法の点滴を受けていたからです。そして原田会長の状況と、ANK免疫細胞療法を普及させてたくさんの人を救いたいという強い決意に触れ、当院も協力することにしました。

患者さんと考える

当院でがんの治療を受けたい方がお見えになった場合、最初にその方が納得いくまで話し合うようにしています。状況や人生観はそれぞれ違いますし、ほかの治療法との組み合わせなどについても詳しく説明相談し、充分納得していただいてから治療を始めます。

当院の2階はかつて、入院のための病床がありました。今は診察を午前中、午後からは往診に出かけますので、広々としたスペースでリンパ球の分離や点滴ができます。いずれ患者さんが集って情報交換できる場として提供したいとも考えています。

TEL:092(581)6640
福岡県大野城市錦町4-3-8
喜多村クリニック


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