信頼関係を構築し求められる役割を担う
独立行政法人国立病院機構 呉医療センター・中国がんセンター下…
静岡と愛知の県境にある豊橋市民病院は「まだまだ進化していく」。そう力強く語る加藤岳人院長。今年4月の「手術センター棟」の開設や研修医に対するサポート体制の充実など、着実な発展を遂げている事実がその言葉を裏付ける。
終戦の日から数えて103日後に開設した社会福祉法人ワゲン福祉会 総合相模更生病院。医療環境の変化に加え、病院に隣接する米軍基地の一部返還による再開発計画など周辺環境の進展もあり、期待感とともに難しいかじ取りも求められている。2018年2月、現職についた松本豊病院長に、この1年間を振り返ってもらった。
革新的な診断や治療の創出を促進する、新たな学問領域の確立をー。九州大学先端医療イノベーションセンター長などを歴任し、2018年、北九州中央病院の院長に就任。橋爪誠氏が挑むのは「多元計算解剖学(МCA:MultidisciplinaryComputational Anatomy)」のグローバルな発展だ。
がんの治療は、主に「手術」「化学療法」「放射線療法」の3種類に分けられる。日本での治療は従来、手術が中心だったが、近年は化学療法や放射線療法も進歩している。今後さらに需要が高まるであろう放射線治療について、熊本大学放射線治療医学分野の大屋夏生教授に話を聞いた。
9月、高松市民病院と香川診療所が統合。「高松市立みんなの病院」として新たなスタートを切った。「高松市新病院基本構想」(2009年)で目指した2014年の開院はならなかったが、そのぶん時間をかけて、「地域の軸」として根付いていくための方向性を練り上げた。