患者の権利オンブズマン全国連絡委員会-福岡でボランティア研修を開催

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事例検討会での意見を書き出し、グループ代表者が報告した(2日目)

 患者の権利オンブズマン全国連絡委員会(全国連)主催のボランティア研修が、2014年2月22・23日、福岡市内で開催され、東京・大分・熊本・福岡から、市民相談員や法律専門相談員、オンブズマン会議メンバー、事務局員など32名が参加しました。

 1日目は、NPO法人患者の権利オンブズマンの久保井摂理事長の開会挨拶に続き、各地からの活動報告や、グループによる意見交換会、そして「日本の医療制度のあり方を考える」をテーマに、全国連共同代表、鈴木利廣弁護士の講演がありました。

 鈴木弁護士は医療問題弁護団の代表で、東京HIV訴訟弁護団事務局長として被害者救済に尽力、現在は明治大学法科大学院教授として医事法を担当しています。

 2日目の午前中は、ボランティアの相談能力向上を図るため、面談相談ロールプレイによる研修を行ないました。ボランティアが患者・家族役を担当、3名の市民相談員が実践さながらに面談相談をして、その後、参加者全体で意見を出し合いました。

 午後は、患者の権利オンブズマン東京が実施した2件の苦情事例を、グループごとに相談支援記録に基づいて検討、ボランティアから出された意見を書き出して全体会で報告、質問事項やアドイバイスなど熱心に意見交換をしました。

 閉会挨拶で、患者の権利オンブズマン東京の谷幹事長は、「患者の『苦情調査申立権』の確立を目指して活動している患者の権利オンブズマンの社会的役割が大きいことに触れ、この研修で学んだことを今後の相談支援活動に生かして行きたい」と結びました。

 東京から参加した市民相談員からは、密度の濃い研修で大変勉強になったとの感想が寄せられました。

 (池永早苗=NPO法人患者の権利オンブズマン専務理事)

患者の権利オンブズマンがボランティアを募集

 NPO法人患者の権利オンブズマンは5月21日の午後2時から4時まで、福岡市東区の同法人セミナー室でボランティアの募集説明会を行なう。

 募集しているのは、患者や家族からの苦情相談や支援活動をおこなう市民相談員と、相談の受付やニュースレターの発送、資料の印刷などの事務作業をする人員。

 どちらも資格や経験は不要だが、市民相談員は所定の研修があり、苦情事例検討会や定例会議に出席する。

 TEL:092-643-7579 福岡市東区馬出2丁目1-22 福岡五十蔵ビル4階。


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