内科と外科の連携

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第105回日本消化器病学会九州支部例会 江口 晋 会長

第99回日本消化器内視鏡学会九州支部例会と同時開催

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江口教授(右)と藤田病院講師。江口教授の医局が日本消化器病学会九州支部例会を主宰するのは18 年ぶりで、当時教授は大学院生だったという。

 6月19日と20日の2日間、長崎市のホテルニュー長崎で第105回日本消化器病学会九州支部例会(会長=長崎大学大学院移植・消化器外科江口晋教授)と第99回日本消化器内視鏡学会九州支部例会(会長=長崎大学大学院消化器内科中尾一彦教授)が同時開催される。江口教授と、第105回日本消化器病学会九州支部例会事務局長の藤田文彦病院講師に、意気込みと見どころを聞いた。

―カステラが描かれたポスターが面白いですね。

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江口 以前から温めていたアイデアです。歴史的な観光名所の写真で長崎らしさを表現することが多いのですが、今回は消化器病の学会ですから趣向を変えて、消化しやすい食べ物であるカステラを使いました。

藤田 キャッチコピーは医局内で募集し、「消化器病への飽くなき追求」という主題を付けました。修練医の古賀洋一先生のアイデアで、表彰したんですよ。また足立智彦先生が考えた「いにしえからの知識を、貪欲に吸い込もう、九州、旧習、吸収」というタイトルもなかなか面白いコピーだと思って副題にしました。

江口 伝統ある支部例会ですので、あまりふざけすぎてはいけないと思いましたが、このぐらいの言葉遊びは大丈夫だと考えています。私がダジャレ好きというわけではありません。消化器病は患者さんも多くて大変な分野ですから、楽しんでやろうという気持ちです。特に若い人には楽しいよ、ということを伝えたくて、少しくだけた感じにしました。

―参加者はどれくらいを見込まれていますか。

藤田 例年は1千人を超えないことが多いようです。内科医の参加が多く、我々外科医は3割くらい。今回は外科医にとって魅力ある学会にしたいと考えています。外科医の参加が増えれば、1千人を超えると思います。今後外科医の参加が増えるようなきっかけの学会にしたいと考えています。

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 会場になるホテルニュー長崎は長崎駅の隣にあり、県内で最もアクセスの良い会場のひとつ。長崎駅からはバスや路面電車が市内各所に伸びており、観光にも適している。「簡単に来られるだけでなく、長崎を楽しんでもらうにも良い立地。6月は雨の多い季節ですが、雨は長崎に似合います。カステラも食べてほしい」と江口教授。

江口 外科医にとって面白みのある学会にすることは大切ですが、一方で内科医にとってつまらないものにするわけにはいきません。そのバランスも難しいですね。同時開催する日本消化器内視鏡学会九州支部例会が、次回は第100回の記念大会ですから、それに弾みをつけるような集まりにしたいと意気込んでいます。

藤田 「九州、旧習、吸収」のQにかけ、今回は三人一組で参加できるクイズ大会を開催します。我々の医局と長崎大学消化器内科でプロジェクトチームを作り、協力して問題を作成しているところです。内科的な問題と外科的な問題が出題されますので、内科医と外科医で参加して欲しいと考えています。長崎の料理文化を「和華蘭」と言いますが、「ワカランとは言わせない」とサブタイトルをつけました。専門医までの先生たちは、ぜひ参加して楽しんで下さい。知識のアップデートにも役立つと思います。

江口 長崎は内科医と外科医の仲が非常に良い土地柄です。普段から連携がとれていることもあり、今回はクイズだけでなく、2つの事務局同士が非常に密に話し合いをしてくれているので、安心して任せられます。両科がこんなに親密な学会運営は珍しいでしょうね。

藤田 第99回日本消化器内視鏡学会九州支部例会の事務局長は、長崎大学消化器内科の大仁田賢先生です。大仁田先生は、私の小さいころからの同級生で、高校時代も毎日のように遊んだ仲です。プライベートでも気軽に会える関係なのは、今回の連携で役に立ちました。

江口 2人の事務局長の頑張りが、本当に頼もしいです。

―見どころを。

江口 内科の先生たちにとっても興味が持てるような最新手術の紹介や、コラボレーションを企画しています。また、内科的治療が良いのか、外科的治療が良いのかということを、症例を示してディベートする機会も設けました。

藤田 我々も内科的な考え方を理解しなければなりませんし、内科の先生方にも、我々の考え方を知ってほしいと思っています。抗がん剤など、両科が関わるような話題も多めにしたつもりです。

江口 特別講演は、東京女子医科大学消化器外科の山本雅一教授にお願いし、肝臓外科の話をしてもらいます。外科医としては是非聞きたい講演ですし、私も楽しみです。内科の先生にとっては、高名な外科医の講演を聞くチャンスはあまりないでしょうから、良い機会になると思います。

藤田 今回シンポジウムやワークショップではビデオセッションを作り、視覚にうったえる学会を目指しました。手術の様子だけではなく、内科の内視鏡治療の様子も見ることができます。ロボット支援手術の動画も出してもらえるだろうと、期待しています。

江口 内科の治療を知るのは、面白く勉強になります。内科医にとっても外科の話は同様でしょう。今回が、多くの内科医と外科医が仲良くなるきっかけにもなればと考えています。


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