脳卒中センターを核に地域包括ケア病院も開院
脳卒中センターを核に地域包括ケア病院も開院
高齢化、人口減少、医療従事者不足。難しい問題が山積する中、急性期から慢性期までの医療を担う島根県済生会江津総合病院。救急や数多くの分娩も手掛ける。地域医療崩壊の危機に抗するために奮闘する病院の様子を中澤芳夫院長に聞いた。
東京都の区西南部医療圏(目黒区、世田谷区、渋谷区)の人口はおよそ140万人。大規模病院が複数あるこの医療圏で、東邦大学医療センター大橋病院は、2018年6月に新病院をオープン。特徴を生かして地域に密着した高度急性期医療に取り組んでいる。
1938年3月、9床の「日本赤十字社静岡支部浜松診療所」として開設。80年の歴史を重ねる中で「頼られる病院」の確立に努めてきた。浜松赤十字病院の「いま」について、奥田康一院長に聞いた。
埼玉県の浦和、大宮、与野、岩槻の4市が合併した「さいたま市」の人口は約130万人。年々増加傾向にある。その市民の健康と安全を担うさいたま市立病院が、2020年1月に新病院を開院する予定だ。現代の医療に求められている地域完結型の総合病院として生まれ変わる。
埼玉県東部の幸手市に新築移転して6年。地域貢献を使命とし、地域密着型中小病院が果たすべき役割を追求する。周囲の医療機関と密な連携を構築し、また、利根医療圏を網羅する医療・健康情報の共有システム「とねっと」の普及・拡大にも力を注ぐ。
「寛解を維持しリカバリーすることが真のゴール」と話す琉球大学精神病態医学講座の近藤毅教授。発達障害への関心が高まる中、社会はその「特性」をどのように捉え、受け入れていくべきか。方向性のポイントを聞いた。
南丹医療圏は、京都府の面積全体の25%を占めるエリア。国民健康保険南丹病院組合が運営する公的医療機関として、急性期医療を中心に担ってきた。2017年に公立南丹病院から現病院名に変更。広い医療圏の中で、患者の命を守るため、救急医療に力を注ぐ。