山口県看護協会 吉村喜代子 会長

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 新年あけましておめでとうございます。健やかに2016年の新春をお迎えのこととお慶び申し上げます。

 公益社団法人山口県看護協会は、看護の専門職業団体として「人々の人間としての尊厳を維持し、健康で幸福でありたいという普遍的なニーズに応え、人々の健康な生活の実現に寄与する」ために「看護の質の向上」「働き続けられる職場づくり」「看護領域の開発・展開を図る」という使命を具現化するために、昨今の国の動きや看護の現場の状況を把握しながら、質の高い看護の提供を目指して頑張って参りたいと考えています。

 いま医療・看護を取り巻く環境は、2025年には国民の3人に1人が65歳以上・5人に1人が75歳以上となる世界に類を見ない超高齢者多死社会の到来を見据え、地域における質の高い医療の確保、質の高い基盤整備を実施するために、医療提供体制の改革が行われました。

 2014年には、病床機能報告制度、地域医療構想の制度化、地域医療構想に基づいた地域医療計画の策定、医療と介護の連携等多岐にわたり、医療・介護総合確保推進法が成立しました。これに伴い医療法・保助看法・人材確保等推進法が改正され、昨年10月より看護関係では「医療事故調査制度」「特定行為にかかる研修制度」「ナースセンターへの届け出制度の創設等による復職支援の強化」等が施行となりました。少子高齢化に伴う労働人口の減少による医療従事者の確保等が喫緊の課題であるだけに、一人でも多くの看護職が、医療等の現場で看護者として活躍するチャンスとしたいと思います。

 そして看護職としての「誇り」と「使命」を持ち働くことが、「安全・安心な生活を営みたい」という県民のニーズに応えることに繋がり、日本看護協会が看護の将来ビジョンとして掲げている「いのち・暮らし・尊厳を守り支える看護」の提供につながると考えます。

 今年は「申年」です。申は農業とのかかわりが強く伸ばすという意味で「草木が十分伸び切った時期」で、実が成熟して香と味が備わり堅く殻に覆われていく時期をいいます。「申」が「去る」といい、「悪いことが去る」「厄が去る」などいいことや幸せがやって来る年とも言われ、縁起の良いものとして神社で祭られるなどしています。幸せがやって来ることを念頭に、看護協会に求められる多くの課題を前向きに捉え、対応して参りたいと思います。

 本年も、質の高い看護の提供に努めて参りますので、どうぞご協力、ご支援をよろしくお願い申し上げます。


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