風我

  • はてなブックマークに追加
  • Google Bookmarks に追加
  • Yahoo!ブックマークに登録
  • del.icio.us に登録
  • ライブドアクリップに追加
  • RSS
  • この記事についてTwitterでつぶやく

▼本号3面で原口病院循環器科内科の原口信一理事長が、「家に帰れば仕事の苦労をほとんど忘れられた」と語り、18面ではわきだ整形外科の楊昌樹院長がインタビューの最後に、「たまには忘れる力も必要」と述べている。姉妹紙中四国医事新報でも60代の病院長が、当紙記者との雑談の中で、再生医療で過去のすべてを克明に記憶できるようになったら、人間は自ら命を絶つだろうと笑ったという

▼忘却はこれからを生きていくために大切だ。今日も頑張ろうと力がみなぎるのは、忘れられる安心感があるからかもしれない

▼「忘れる」で思い当たるのは、高齢の認知症者が自分の子供を忘れることである。これを「忘却の恩恵」ととらえれば、子供をずっと背負って生きて来て、晩年にようやく降ろして楽になれたとも理解できる。子供がそこでうろたえたのでは、降ろされたことへの不満のようにも思える

▼世間という集団生活から解放されて自由を得、名前さえ不要になった。これを「和の実学」の著者大和信春氏は「自由認知」と表現している。


九州医事新報社ではライター(編集職)を募集しています

九州初の地下鉄駅直結タワー|Brillia Tower西新 来場予約受付中

九州医事新報社ブログ

読者アンケートにご協力ください

バングラデシュに看護学校を建てるプロジェクト

人体にも環境にも優しい天然素材で作られた枕で快適な眠りを。100%天然素材のラテックス枕NEMCA

暮らし継がれる家|三井ホーム

一般社団法人メディワーククリエイト

日本赤十字社

全国骨髄バンク推進連絡協議会

今月の1冊

編集担当者が毎月オススメの書籍を紹介していくコーナーです。

【今月の1冊, 今月の一冊】
イメージ:今月の1冊 - 88. AI vs. 教科書が読めない 子どもたち

Twitter


ページ上部へ戻る