ジョン・レノンとスティーブ・ジョブス、そしてこれを読む全ての人に捧げる

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アップル社を創業したスティーブ・ジョブズという天才が亡くなった。彼と、ここを読んでくださっている方々を結んで、私なりのエールとしたい。

仕事には2種類ある。
人から与えられた仕事と神様がくれた仕事。
人から与えられた仕事は断れるし手も抜ける。自分都合で変えられるし、天職としてもいい。大半の人の抱く仕事のイメージは、人から与えられた仕事のことである。
神様がくれた仕事は、実はすべての人に与えられている。ただしその仕事は、あたかも透明な糸で自分と結ばれているかのごとく、頭上のはるか上方にぽっかりと浮かんでいるために、大抵の人が気づかない。大方の人がそれを知らないまま生涯を終える。
しかしごくたまに、ふと空を見上げて、頭上に神様がくれた仕事がゆらゆらと浮かんでいるのを見つけてしまう人がいる。その瞬間彼は知る。自分は何のためにこの世に生を受けたのかを。
その時から彼は、人から与えられた仕事で肉体を養いつつ、神様の仕事をこなそうとし始める。その時の年齢が10代であれば後年天才と呼ばれ、30代なら開眼に至る。40代なら、なにかの罰とも思われる。ご苦労なことに彼らは正当な評価を受けることは少なく、むしろその逆の場合が多いが、しかし逃げる事も忘れる事も出来ない。頭上を見上げるたびにゆらりと浮かんでいるからである。
そして彼は寿命を終える。人から与えられた仕事だけをしていれば自動装置的に、天国か地獄か転生かのどれかに振り分けられる。
神様がくれた仕事に気づいた人にだけ神は会い、こう問いかける。
「あなたは、私の与えた仕事をどこまでやり通しましたか」
聞かれた人はおそらく、「ほとんどできませんでした」と答えるだろう。
それに対して神はたぶん次のように言う。
「それでいい。あなたは充分にやり遂げた」
神の仕事の見えた人だけが神と言葉を交わす事ができる。その仕事が出来なかったことを前提にして。

(コバルト色の空)


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