医療法人みみ・はな・のどせがわクリニック 瀬川 祐一 院長

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子どもたちの笑顔があふれるクリニックづくりを目指す

【せがわ・ゆういち】 青雲高校卒業 2002 九州大学医学部卒業 2003 福岡記念病院2008 九州がんセンター頭頸科 医学博士2009 福岡赤十字病院耳鼻咽喉科 2011 九州大学病院耳鼻咽喉科 2012 浜の町病院耳鼻咽喉科 2014 医療法人みみ・はな・のどせがわクリニック院長

 2014年に福岡市中央区に開設された耳鼻咽喉科・小児耳鼻咽喉科「みみ・はな・のど せがわクリニック」。瀬川祐一院長は、「世界で一番、こどもたちの笑顔があふれるクリニックを創ろう!」というコンセプトを掲げ、病院運営に取り組んでいる。

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―大きな窓からの自然光で、温かみのある院内ですね。

 耳鼻咽喉科を訪れる親子は、「痛いのでは」「子どもが大人しくできるのかな」といったさまざまな不安を感じています。

 そのような不安を少しでも和らげたいと、まずは環境づくりに力を入れました。

 子どもたちが退屈しないように院内の一角にキッズ・スペースを設置。15畳の広さをとり、ゆったりとした造りにしました。キッズ・スペース内には乳幼児用のコーナーもあります。

 診察室には、キャラクターグッズを置いたり、子ども用のかわいらしい椅子を用意したりして、緊張しないような空間づくりに配慮しました。

 携帯端末を利用した「順番受付システム」も取り入れています。携帯端末があれば、院内はもちろん、院外にいても受診までの順番を確認できます。

―クリニックづくりの原点は。

 「良いクリニックをつくりたい」という夢がずっとありました。しかし、そもそも、良いクリニックとは何なのか、その定義さえも最初は分かりませんでした。何から手を付けていいのか、正直分からない状況だったのです。

 自分の疑問を解決するため、さまざまな本を読み続けていた時に出会ったのが「グレートクリニックを創ろう」という本でした。

 これは、愛知県の「柊みみはなのどクリニック」の内藤孝司先生と、兵庫県の「梅岡耳鼻科クリニック」の梅岡比俊先生の共著で、日本耳鼻咽喉科学会で見かけたのがきっかけだったと思います。

 本の中で、特に印象に残ったのは、「一番大事なのは、クリニックが果たす"ミッション"は何かを明確にすること」という部分でした。

 「どういうクリニックを、一体何のために運営するのか」。そういった基本的な目的を決めることが、クリニックを運営する人間にとって大変大事なのだということがわかったのです。

 今までは、「患者さんの健康に貢献すること」「患者さんの病気を治すこと」、そして「患者さんの心に寄り添うこと」を一人の医療人として意識していました。

 しかし、クリニックの運営者として必要なのは、明確な目標や目的を持つこと、そしてそれを達成するために、スタッフも一緒になって努力していける環境を作ることなのだという考えに至りました。

―そこからミッションを考えたのですか。

 次は、「自分やクリニックの使命は何か」を考えました。

 一般的に、耳鼻科は小さな子どもから高齢者まで幅広い世代に対応しなければなりません。疾患も、耳、鼻、のどの分野があります。

 しかし私は、自分自身も子育て世代であり、将来を担う子どもを支えたいと思ったことから、子どもたちのためにこれまでの経験を生かしたいと考えました。

 さらに、この地域は核家族が多く、共働きの方が多い。私の子どもも今、保育園児なので、私自身、親御さんの気持ちがよくわかります。子どもが急性中耳炎になったりすると、なかなか治りづらく、子どもも大変ですが、通院などで親も大変になります。そんな、親御さんも支えたいと思いました。

 「世界で一番子どもたちの笑顔があふれるクリニックを創ろう!」という使命は、私の中に自然にわいてきた思いで、それに向かってなら、みんなで頑張れると思ったのです。

―使命を実践するための具体的な策は。

 使命が定まると、次は「どういうことを大事にしたいか」という行動指針が必要となります。

 そこで、内藤先生や梅岡先生にお会いしたり、両院のスタッフに話を聞いたり、診療風景などを見せていただいたりすることでヒントを得て、七つの項目(別表)を考えました。七つ目の"ふれあい"を目的に今年も7月には夏祭りも実施しました。

―開院から2年。院長が考えるクリニックの誇れる点は。

 スタッフです。働くスタッフが輝いているから、患者さんに評価されるのだと考えています。

 患者さんへの接し方、説明の仕方、対応の仕方、そのすべてについて行動指針を意識して仕事をしています。

 たとえ診察に直接関わっていなくても、患者さんを笑顔で迎え入れ、最後は笑顔で「お大事に」と言葉をかける。

 みんなが、診察の時間のために力を尽くし、その瞬間の患者さんたちの気持ちを最高にするには、自分が何をすべきかを常に考えているのです。

―9月には、2院目のクリニックが開院するそうですね。

 福岡市南区若久に新しいクリニックをつくります。大学の同級生で、今は当クリニックで診療に当たる清原英之先生が責任者となります。二つのクリニックが刺激し合い、高め合える存在になれればいいですね。

 われわれが、子どもや子育て中のお父さんお母さんの気持ちに寄り添って、最善の医療を提供することが、子どもたちの笑顔につながっていくのだと信じています。

医療法人みみ・はな・のど せがわクリニック
福岡市中央区那の川2-10-25-1F
TEL:092-533-8739(代表)
http://segawa-cl.com/


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