2か月に1度開催される福岡県医師会の定例記者会見が9月18日、福岡市博多区の福岡県医師会館で開かれた。感染症の発生動向などのほか、8月22日に1億円の寄附があったことが伝えられた。同医師会の杉健三理事によると、寄附をしたのは福岡県大牟田市で㈲江口栄商店を経営していた江口孝恵さん(72)。
同医師会では、看護師・准看護師を養成するため「江口孝恵基金」を設立する予定。今後基金の運営委員会を設置し、地区医師会から推薦された学生を審査し、援助を行なう。江口さんは日本医師会の横倉義武会長の妻と親しい間柄で、その縁で寄附に至ったという。