- 遊びは、面白いほど困難もつきまとうが、その困難をよろこんで受け入れるのはなぜか。それは、仕事ではないからである
- 棋士はストレス解消にゴルフをやり、プロゴルファーは息抜きに将棋を指す。将棋もゴルフも、仕事ならストレスが生じ、趣味なら無理を押してでもやり続けたい
- 元来、仕事と遊びの区別はない。頭と手と脚を使うのは同じだ
- 種類を問わず、仕事は、苦役、生業(なりわい)、遊びの3つに分けられる
- 苦役は逃げ出したいから人を向上させない。生業も、食い扶持(ぶち)を安定して稼ぐために変化を嫌う。遊びだけが人を向上させる
- はたから見ると仕事なのに、遊びのようにこなす人は、困難を楽しみとしている。「仕事が好きになればこの世は天国」だ
- かつて「食う寝る遊ぶ」というキャッチコピーがあった。見方次第では実現できない話ではなく、いつも目の前にある。