- 当紙の紙面が大きく変わったのは昨年の7月20日号からだった。1面左にマジシャンMINATOさんを、その宣言として載せ、翌号にはフラダンス講師の田畑正江さんを取り上げた。ようやく1年の峰が見え、次の霧中に足を踏み入れる
- 固定化は死につながるから、いつもどこかを変化させるよう努めてきた。その助言をくれた取材相手や読者は多い
- 到達したいイメージや数値としての目標は定めていない。そのような設定はうまくいかないからである。ただし方向は決めてある。目標設定とは方向を決めることだ。その意味で、いずれ海外に記者を置くことで、方向の間違いなさが確認できればと思う
- この数か月、ぽつりぽつりと、医療関係者でも患者でもない人たちを載せてきた。3番目の目、世間の目である。その大切さをある読者から肯定的に指摘された。3つの目が備われば紙面が安定するかもしれない。そういった思いを胸に、今日も市井(しせい)を見回している。