- いま韓国では住所と人名の登録以外はほとんどハングル表記だと聞いた。漢字を知らない若者が増えたという
- 「アンニョン、ハセヨ」や「カムサ、ハムニダ」は、安寧や感謝が語源であることを知らない。「パチュルソ」は本来「派出所」であることを知っているのは老人だけのようだ
- ある理由で漢字を追放した末のことだが、日本に置き換えると、かんじはちゅうごくからきたから、こんごはすべてひらかなでかくことにきめたようなものである
- そういえばわが国も、いつから癌を「がん」と書くようになったのだろう。鬱は字が難しいから「うつ」でいいとして、あまりに配慮しすぎると「患」も「病」も「障」も「害」も「痛」もみんな平かなで書くようになり、言葉狩りと同じ結果になってしまわないかと心配だ
- 町を歩けばまちおこし、村を歩いてもむらおこし。漢字を消し去っても構わないほどの理由を知っている人がいたら、ぜひ教えてほしい。