タバコの原価について考える

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写真はカンボジアで売られている日本(JT)製のマイルドセブン。売値は米ドルで1ドル(およそ80円)である。

この80円の中にJTの製造原価との利益、流通会社のコストと利益、カンボジアでの利益が含まれている。つまりこのタバコは80円よりもずっと安く日本で製造されていることになる。

仮に原価が40円だとすると日本では400円くらいで売られているので、喫煙者は10倍も高く買っていることになる。タバコ屋は1箱売れたら10㌫の利益があるらしいから、それを上乗せしても、おそらく7、8割が税金だ。

1日1箱吸う人は毎月9千円ほどの税金を余分に払い続けており、今後100円の値上げがあれば月々3千円が加算される。取税目的の値上げなので製造コストは上がらないから、取税人は笑いが止まらないはずだ。

喫煙を通じての納税は、その気になればストップできる(酒税も同じ)。福岡県医師会の資料によれば、喫煙は想像以上の疾患の引き金となるそうである。

「命を縮めながら上乗せ納税をしている奇人」だということを喫煙者は改めて心に刻んだ方がよさそうだ。


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