九州医事新報社 - 地域医療・医療経営専門新聞社

いのちを考える・いのちから考えるセミナー

長寿社会の今、社会は制度化、病院化し、介護化してきたと評論家・米沢慧氏はセミナーをはじめた。2018年は明治維新150年。この間、予後余命は50年から人生80年に飛躍。ケアに相当することばは介抱・看病を経て、看護、介護とひろがり、医療や介護に関する職種は専門分化している。セミナーでは米沢氏の新著「看護師のための明治文学 漱石の時代の介抱・看病・看護」(日本医療企画 2018)より、明治の文豪が自らの闘病生活より視(み)た、介抱や看護について紹介された。

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医療法人社団重仁 まるがめ医療センター 鎌野 周平 病院長

2017年9月、70余年の歴史をもつ「麻田総合病院」は「まるがめ医療センター」として再スタートをきった。新たな決意のもと診療機能を拡充。ポストアキュート、サブアキュートの受け入れ、地域連携の強化などを推進している。中讃エリアの医療ニーズに応える病院づくりとは。鎌野周平病院長に聞いた。

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【起こってしまった医療事故】「その後」をどう支えるか?

10月21日、一般社団法人医療対話連携支援プロジェクト「Heals(ヒールズ)」(永尾るみ子代表)のシンポジウム「傷ついた当事者へのケア」が大阪市内で開かれた。医療事故の関係者が苦しめられることになる「心」の課題。その支援のあり方をめぐる看護師、大学教授らの講演に63人の参加者が耳を傾けた。

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筑波大学附属病院 原 晃 病院長

ここ3年間の経営努力が実を結び、強固な財政基盤の構築が実現した筑波大学附属病院。4月に就任した原晃病院長のもと、いよいよ「攻め」に転じようとしている。目指すのは、グローバルな視野でローカルな課題を捉えることのできる医療人の輩出。新たな施策を次々と打ち出している。

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