医療と法律問題54
数回にわたり、薬剤の副作用が関係する事例を紹介してきました。しかし、薬剤の使用にあたって注意しなければならないのは、副作用だけではありません。
父親が理事長を務めている天陽会中央病院に戻ったのが10年前。厚地伸彦院長は、たびたび起こる救急患者の県外搬送に危機感を抱き、専門である循環器領域を中心に、救急対応を強化してきた。その思いは災害対策にも通じている。
北九州市で救命救急センターを持つ二つの病院のうちの一つであり、災害拠点病院としての役割も担う北九州総合病院。急性期医療に特化し、強みを生かした救急医療で地域貢献を目指す。
臨床と研究を両輪として「最高の医療を目指したい」と岡田裕之教授は語る。積極的にさまざまな医療を取り込み、希少疾患からがんまで治療。他科や各地の医療機関との連携、再生医療の活用なども進めている。教室の「今」に迫った。
「高度急性期病院と在宅医をつなぎ、この地域に必要とされることが大事」と語る春日井貴雄理事長・院長。地域医療構想のもとで医療機関同士を「つなぐ」役割に特化したシステムを作り、実践する中で見えてきた課題と展望、地域における在り方とは。
新年明けましておめでとうございます。皆様におかれましては、健やかな新年をお迎えになられたこととお慶び申し上げます。本学園は、超高齢社会の進展を見据え、「口腔の健康を通して全身の健康を守る」ことをモットーに口腔医学の確立を目指す福岡歯科大学をはじめ、地域の医療センターとしての医科…