九州医事新報社 - 医療・医学の〝今〟を伝えて62年

福岡歯科大学 理事長 水田 祥代

福岡歯科大学 理事長 水田 祥代

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 新年明けましておめでとうございます。皆様におかれましては、健やかな新年をお迎えになられたこととお慶び申し上げます。

 本学園は、超高齢社会の進展を見据え、「口腔の健康を通して全身の健康を守る」ことをモットーに口腔医学の確立を目指す福岡歯科大学をはじめ、地域の医療センターとしての医科歯科総合病院、高度口腔医療人等を支援する口腔医療センター、口腔ケアのリーダー等を育成する福岡医療短期大学、介護老人保健施設を有し、関連施設として二つの特別養護老人ホームを擁しています。

 さらに昨年には、地域医療の質向上と健康長寿社会実現へのさらなる貢献を果たすため、福岡看護大学を4月に開学させ、看護を受ける方一人ひとりの尊厳を保ち、その人らしい最適な暮らし(ウェルビーイング)を支える看護専門職の育成を開始するとともに、8月には事業所内保育を主軸に女性の就業環境の改善のため、「ぺんぎん保育園」を開園するなど、医療・保健・福祉の総合学園として福岡学園は発展し続けています。

 現状の本学園の最重要課題は、1973年の開院以来、地域社会に貢献し続けてきた医科歯科総合病院の建替え計画で、2020年度の開院を目指して今年は基本構想に沿って本格的に工事を開始します。その病院の診療内容も、高齢者や入院患者などで、歯科の受診に来れない方々のために、昨年10月から訪問歯科センターを開設し、時には自宅に、時には他医療機関や老人施設を訪問して、口腔ケアや嚥下指導などを行い、地域包括ケアシステムの構築に尽力するとともに、11月にオープンした内視鏡センターを充実させるため、通常の消化器疾患の内視鏡検査に加えて、内視鏡を使った治療や手術もできるように医師3名体制で診療にあたることにしています。

 長期的にみると、学校法人福岡学園と福岡歯科大学は、4年後に創立50周年の大きな節目を迎えることから、準備委員会を発足させ、ロゴマークの制作、各種記念イベントや寄付事業、周年史の編纂作業などに取りかかっています。この50周年記念事業の大きな柱の一つには、記念講堂(仮称)の建設計画があります。新病院開院の後、旧病院跡地は約600名収容の大ホールと大小のセミナー室数室、レストラン等を完備した記念講堂になる予定です。

 このように、本学は今年も、一歩一歩歴史を重ね、教養と良識を兼ね備えた医療人の育成とより高度で安全な医療を提供することで、健康長寿社会の実現に向け、邁進していきたいと存じますので変わらぬご厚誼ご鞭撻を賜りますようお願い申し上げます。

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