高知大学 医学部外科学講座外科1 花﨑 和弘 教授
未知の研究テーマに取り組み、「苦しいときもあった」と語りながら、どこか楽しげだ。年ほど前から研究を続けてきた「人工膵臓(すいぞう)」を用いた周術期の血糖管理が保険収載されるなど、さまざまな挑戦の成果が見えてきている。
未知の研究テーマに取り組み、「苦しいときもあった」と語りながら、どこか楽しげだ。年ほど前から研究を続けてきた「人工膵臓(すいぞう)」を用いた周術期の血糖管理が保険収載されるなど、さまざまな挑戦の成果が見えてきている。
3月に定年を迎える奥野清隆主任教授。入局して年、大腸がんの研究・治療に向き合う間に医療技術は劇的に進化し、現場環境も大きな変貌を遂げた。若手にバトンを託す今、胸に去来する思いとは。
遺伝子レベルの解析に基づき個々の患者に最適な治療法を探るオーダーメード医療(個別化医療)の研究が加速している。国が推進する「がんゲノム医療」の普及の見通しは。最前線を知る一人、徳島大学の高山哲治教授を訪ねた。
膵がん撲滅プロジェクトセンター、膵臓疾患特殊外来の立ち上げに携わるなど、難治がんの一つ「膵がん」の治療に長年取り組んできた。島根大学医学部消化器・総合外科学講座の田島義証教授は、次の一手をどう考えているのか。
2015年~2016年の人口動態統計を用いて妊娠中、産後1年未満の女性の死因を調査。357例中、102例が自殺でトップだった。出産から自殺までの1年間を通して発生しており、35歳以上が最多。初産、無職などの傾向も見られた。
消化器・腎臓疾患を担当する鳥取大学の機能病態内科学分野(第二内科)。年以上続く教室を受け継ぎ、さらに発展させる磯本一主任教授に、教室の特徴や今後の展望、6月に会長を務める日本消化器病学会中国支部例会の概要を聞いた。
2005年に開講した熊本大学大学院生命科学研究部消化器外科学。馬場秀夫教授に、現在取り組んでいる人材育成や研究について、また日本外科学会の外科医労働環境改善委員長として、外科医の働き方について尋ねた。
2015年に難病に指定された「ウィルソン病」。薬物で治療できる、まれな遺伝性疾患であり、早期に的確な診断と治療を行うことが重要である。ウィルソン病の治療に取り組む産業医科大学の原田大教授に、疾患の概要と治療について話を聞いた。