九州医事新報社 - 地域医療・医療経営専門新聞社

長崎大学 理事・病院長 増﨑 英明

日本が鎖国から解放され、それまでの日本人の価値観が、西洋から流入した哲学によって危機に瀕したとき、新しい日本語(口語体)で古い日本人の魂を伝えたのは、ドイツ帰りの森鷗外とイギリス帰りの夏目漱石の二人であった。だが家庭人としての二人には別の顔つきがあった。妻があり、子をなした。

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佐賀大学医学部附属病院 病院長 山下 秀一

新年明けましておめでとうございます。みなさま良き新春をお迎えのこととお慶び申し上げます。昨年は北朝鮮問題や衆議院総選挙と、何かと落ち着かない社会情勢にありました。一時頓挫していた専門医制度をバタバタと開始する準備も進められました。

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久留米大学医療センター 病院長 廣松 雄治

新年明けましておめでとうございます。今年は久留米大学創立90周年を迎えます。医療センターでは、医療環境の変化(チェンジ)に対応すべく、2015年に大きな変革(チャレンジ)を行いました。すなわち大学病院との機能分化を図りました。そしてようやくその成果が実り始めています。

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福岡大学病院 病院長 井上 亨

明けましておめでとうございます。皆様にはつつがなく新年を迎えられましたこととお慶び申し上げます。現在の医療制度は少子高齢化や景気の低迷により財源の確保が困難になる一方、医療費の抑制や健康の増進、無駄の是正を目的とした医療改革制度が進められています。

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