内藤正俊=福岡大学整形外科教授が講演
変形性股関節症の患者らで作るNPO法人のぞみ会九州・山口支部(深野百合子支部長)の、2014年医療講演会が5月31日、福岡市中央区荒戸のふくふくホールで開かれ、九州一円と山口から150人が集まった。
午前中は交流会が1時間あり、午後は支部長あいさつのあと、体験発表と医療講演、視覚障害者「のぎくの会」のメンバーの三味線演奏も行なわれた。
体験発表をしたのは、原節子さんと吉田悠弥子さん=上の写真。患者になってからの苦労と、治療で得られた歩く自由の素晴らしさを語った。
講演の講師は、股関節外科と下肢のスポーツ障害のスペシャリストで、元福岡大学病院長の内藤正俊整形外科教授(福岡大学副学長)=同下。
「変形性股関節症の原因に応じた治療法―股関節鏡から人工股関節再置換術まで」をテーマに、およそ1時間話した。質疑応答でもていねいに答え、分かりやすいと好評だったようだ。
総合司会を岩木利恵子さんが務めた。