産業医科大学 医学部第3内科学 原田 大 教授
2015年に難病に指定された「ウィルソン病」。薬物で治療できる、まれな遺伝性疾患であり、早期に的確な診断と治療を行うことが重要である。ウィルソン病の治療に取り組む産業医科大学の原田大教授に、疾患の概要と治療について話を聞いた。
2015年に難病に指定された「ウィルソン病」。薬物で治療できる、まれな遺伝性疾患であり、早期に的確な診断と治療を行うことが重要である。ウィルソン病の治療に取り組む産業医科大学の原田大教授に、疾患の概要と治療について話を聞いた。
静岡と愛知の県境にある豊橋市民病院は「まだまだ進化していく」。そう力強く語る加藤岳人院長。今年4月の「手術センター棟」の開設や研修医に対するサポート体制の充実など、着実な発展を遂げている事実がその言葉を裏付ける。
新築移転から、約4カ月。ハード面のリニューアルは、職員の意識をさらに前向きにするきっかけにもなった。水原章浩院長は、「課題はまだまだあるが、自信を持って『この病院に来てください』と言える」と頬を緩ませる。
2007年に設立された埼玉医科大学国際医療センター(700床)は、包括的がん、心臓病、救命救急の三つの専門センター機能を持った急性期病院である。従来の大学病院とは異なる発想で、高度専門医療・救命救急の提供、埼玉西部地区の地域医療を担っている。
2016年4月、国内の新設の医学部としては年ぶりに1期生を迎えた東北医科薬科大学(旧:東北薬科大学)。新大学病院棟が今年1月末に竣工。臨床、教育体制の強化が進む。「東北地方の医師養成」をテーマに、近藤丘病院長の思いを聞いた。
3代にわたり、非医療職の女性がトップを務める日の出ヶ丘病院。祖母が開設した病院の運営を、2代目だった母から引き継いでまもなく3年。坂井典子理事長が目指すのは、地域に生き、人が集う病院だ。
今年40周年を迎える医療法人尚寿会大生病院は、狭山市西部地区で唯一の慢性期病院として、地域医療に欠かせない存在となっている。医療療養、地域包括ケア、回復期リハ、精神、特殊疾患の計473床を有し病床稼働率は90.8%(2018年)。積極的な医療連携を図る同地区において、質の高い慢性期医療を提供し、医療機関から高い信頼を得ている。
2018年4月にオープンした社会医療法人明陽会の「成田記念陽子線センター」。東海地方の民間施設による陽子線治療装置の導入は初だ。成田真理事長は「良いスタートダッシュが切れた」と手応えを語る。今後は、海外からの患者の獲得にも乗り出すという。
手術と放射線治療、化学 療法などを組み合わせたシームレスな治療を強みとする福岡大学医学部消化器外科学教室。長谷川傑教授の着任からまもなく3年。 長谷川教授、吉田陽一郎准教授を中心に「次世代がん治療研究所」を設立するなど積極的な取り組みが進む。