がん治療は自分で選ぶ時代です!

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東京都中央区に一般社団法人「がん治療設計の窓口」設立
厚生記者クラブでプレスリリースした藤井真則理事に聞く

―厚生記者クラブでプレスリリースをされましたね

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 7月8日の午後3時半から1時間、東京の霞ヶ関5号館、つまり厚生労働省の9階にあります厚生記者会の会見場におきまして、厚生記者クラブ(主要紙等)と厚生日比谷クラブ(業界紙等)合同にてプレスリリースを行ないました=写真。

 私はANK免疫細胞療法を普及させるリンパ球バンク株式会社の代表として、貴紙にもこれまで何度か取材を受けましたが、今回は会社ではなく、ANK免疫細胞療法実施医療機関である新日本橋石井クリニックの石井光院長が理事長をつとめ、私も理事をつとめる一般社団法人「がん治療設計の窓口」として、石井理事長と私の2人でプレスリリースを行ないました。

―国がANK免疫細胞療法にお墨付けをしたということでしょうか

 政府承認とか、何か許認可を得たということではありません。ですが、もちろん国の方針に合わないものなら、国から声が掛かって、いわば国の中枢でプレスリリースということはありません。

―患者申し出療養制度が閣議決定された直後のタイミングですね

 それはたまたまでしょうが、国の方針として、保険診療と自由診療を同じ医療機関内で一緒に受けることを禁止する混合診療規制をいきなり全廃するということではないまでも、やはりがん治療に関しては、標準治療だけではなく、免疫細胞療法のように自由診療で行なわれる先端医療を、標準治療と一緒に受けられるようにしようという方向性の中で、社団の活動趣旨が注目された、ということでしょう。

―そもそも「がん治療設計の窓口」の趣旨は

 がん治療人権宣言を行ないました。「私たちは、がん対策基本法(*)の基本理念に照らして、自らのがん治療を自ら選択する権利を支援します」

*がん対策基本法(平成18年法律第九十八号)第二条3
がん患者が置かれている状況に応じ、本人の意向を十分に尊重してがんの治療法が選択されるようがん医療を提供する整備がなされること。

―具体的にどのような活動をされるのでしょうか

 がんと診断された段階で、標準治療以外の選択肢として、自由診療で行なわれる先端医療にどのようなものがあり、それぞれの特徴や、治療全体の組み立て、つまり治療設計の考え方の整理を行ないます。そして、単なる延命ではなく、完治を目指していただく、という趣旨です。特に、活発に各部位に飛び散るがんの場合は、再発や転移を繰り返し、残念ながら、標準治療だけでは完治に至らず、延命が治療の目的となります。当然、患者さんは他の先端医療を求められますが、いざ調べてみると種類が多く、どれがいいのかわからない、しかも、実施場所が方々に散っています。これを自分で訪ね歩いて調べるのは大変です。概ね、患者さんは、どの治療がいいのかを迷い、一つ受診して、駄目だったら次を探すという行動をとられます。そこで、がん治療は、初期の段階から、標準治療と先端医療すべての中から、使えるものは全て使う集学的な治療を行うという考え方や、どの治療が使えるのか、同時併用が好ましいもの、よくないもの、使う順番や組合せという治療設計の大まかなイメージを整理できるように手助けします。実際の治療設計は医療機関の仕事ですが、考え方の整理と、何から行動を始めればよいのか、初期のガイダンスをするのが業務内容となります。

―ANK免疫細胞療法を普及させるのが目的ではないのですか

 それは、リンパ球バンクという会社としての業務です。「がん治療設計の窓口」は、会社が全く関与していない治療技術もカバーしています。飛び散るがんの征圧には全身療法が欠かせないこと、具体的には、ANK免疫細胞療法以外にも、標準治療としての抗がん剤や、ごく一部の部位のがんにしか保険適用にならない分子標的薬の適用外処方という選択肢もあること、これに、手術、放射線、重粒子や陽子線、サイバーナイフなど、局所療法をどう組み込んでいくか、という話をします。たとえば手術不能や重粒子適用不可と言われていても、全身療法で転移巣が消えれば、手術可能になったり、重粒子適用可になることもあります。抗がん剤の効き具合も、ANK免疫細胞療法を加えることで、よくなったり、一度、耐性ができてしまっても、ANK免疫細胞療法実施後は、再び、抗がん剤が奏効することもあります。先端医療を組み込めば、標準治療だけではできないことが可能になり、標準治療の威力も増していく可能性があるのです。

―セカンドオピニオンや先進医療との関係は

 セカンドオピニオンを標準治療実施医療機関に求めても、主治医と同じ標準治療の枠組みの中での意見しかでてきません。自由診療も含めた総合的な意見というところが特徴です。また、先進医療というのは、重粒子線療法を除けば、大学などが実験データを収集する目的で行われるのが通常です。そうした実験段階にあるものではなく、科学的根拠が明確になっており、多くの患者さんが受診可能な先端医療を取り上げています。

―今後の方針は

 まだ設立して間もないので、まずは東京で実績を積み上げますが、今後、全国展開をはかっていきます。

 問い合せはTEL:03-6361-1989(平日10時〜16時半)■東京都中央区日本橋小舟町8―6新江戸橋ビル5F
「がん治療設計の窓口」

 理事名は次の通り。

理事長=石井光新日本橋石井クリニック院長

理事=蝶間林利男横浜国立大学名誉教授

同=藤井真則リンパ球バンク株式会社社長

同=水上治健康増進クリニック院長

同=吉村公雄(がん治療などエビデンスに詳しい疫学専門医師)。


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