地方独立行政法人静岡県立病院機構 静岡県立総合病院
時代に即したアップデートを続けている静岡県立総合病院。2017年に先端医学棟を新築し、リサーチサポートセンターを開設。翌年には産婦人科病棟をリニューアルと、次々に改革を打ち出す。
時代に即したアップデートを続けている静岡県立総合病院。2017年に先端医学棟を新築し、リサーチサポートセンターを開設。翌年には産婦人科病棟をリニューアルと、次々に改革を打ち出す。
2015年~2016年の人口動態統計を用いて妊娠中、産後1年未満の女性の死因を調査。357例中、102例が自殺でトップだった。出産から自殺までの1年間を通して発生しており、35歳以上が最多。初産、無職などの傾向も見られた。
静岡と愛知の県境にある豊橋市民病院は「まだまだ進化していく」。そう力強く語る加藤岳人院長。今年4月の「手術センター棟」の開設や研修医に対するサポート体制の充実など、着実な発展を遂げている事実がその言葉を裏付ける。
創設120周年。手術療法の開発や生殖医学の確立など、数々の実績を積み上げ、日本の産婦人科研究をリードしてきた。婦人科悪性腫瘍に対し、最先端の手術を取り入れてきた万代昌紀教授に、今後の方向性について聞いた。
「環境の良さは国内屈指だと思っている」と語る橋本寬文院長。大河・吉野川や昭和の日本名水百選である「江川の湧水」など美しい自然に囲まれている。そんな地で、1947年開設の麻植協同病院が建物を一新し、「吉野川医療センター」としてスタートを切ったのは2015年5月のこと。合言葉に「勝ち残る病院」を掲げている。
香川井下病院に、昨年月、新本館が完成した。診療科ごとの高い専門性は維持しつつ、ジェネラルな診療能力をもつ後進の育成にも力を入れる。井下謙司理事長は「ちょっとした困りごとにも、いつでも対応できる。そんな便利な病院として頼ってもらえる存在になりたい」と語る。
新専門医制度、働き方改革、医師の偏在ー。複数の論点が交錯しながら「これからの医師像」の模索が続いている。ハワイ大学のバックアップで始まった沖縄県立中部病院の卒後臨床研修は多くのジェネラリストを輩出し、戦後以降の県の医療を支えてきた。その歴史をひもとくことで「教育のヒント」が見えてくる。
「長崎みなとメディカルセンター」は2016年に新病院が完成し、リニューアルオープンを果たした。目指すは「世界水準の病院づくり」だと、兼松隆之理事長・院長は語る。
南東北グループが昨年10月開業のランドマークタワー「なんばスカイオ」(大阪市) に 、最新のモダリティなどを駆使した「予防」と「専門外来」を強みとするクリニックを開設した。