大分大学医学部神経内科学講座 松原 悦朗 教授

2025年には高齢者の5人に1人がなると言われている認知症。国民の誰もがかかる可能性がある今、認知症治療の最前線ではどのような研究がなされているのか。国際的なアルツハイマー研究グループ「DIAN-Japan」のメンバーでもある大分大学の松原悦朗教授に、大学での取り組みと現状について聞いた。

医療法人社団 秀慈会 萩原 秀男 理事長

独自のアプローチに基づく認知症治療や「人間学」を掘り下げていく萩原秀男理事長による勉強会など、ユニークな取り組みを打ち出してきた医療法人社団秀慈会。進みつつある地域医療構想の中で描く、今後の展望を聞いた。

医療法人 十連病院 西村 四郎 院長

田畑に囲まれた、緑豊かな高台にある十連病院。地域の高齢者医療を支える同院は介護療養型医療施設として、転換期を迎えている。国の度重なる医療改革にフレキシブルに対応しながら、より患者の利益となる方向へかじを切る。

滋賀医科大学精神医学講座 山田 尚登 教授

睡眠障害と精神疾患との関わりについて第一線で研究を続ける山田尚登教授。「精神疾患は治らないのではない、治せばいい」との決意のもと患者の早期退院を実現している。診断基準が確立されていないうつ病を客観的に評価診断するバイオマーカーの開発にも挑む。

一般財団法人 信貴山病院 ハートランドしぎさん 徳山 明広 院長

奈良・三重両県で精神科の病院、診療所など20余りの施設を展開するハートランドホスピタルグループ。グループの先駆けとなった病院「ハートランドしぎさん」は奈良県内の精神科病院で最大の700床を有する。精神科医として臨床に携わりながら運営のかじを取る徳山明広院長に話を聞いた。