名古屋市立大学大学院医学研究科腎・泌尿器科学分野 安井 孝周 教授
尿路結石、がん、男性不妊など、幅広い領域の研究、診療に取り組む名古屋市立大学大学院医学研究科の腎・泌尿器科学分野。名古屋市立大学医学部附属病院は2017年6月、前立腺がんの疑いがある人への生検法で先進医療実施施設の承認を得た。安井孝周教授は「正診率が向上しているという実感がある」と手応えを口にする。
尿路結石、がん、男性不妊など、幅広い領域の研究、診療に取り組む名古屋市立大学大学院医学研究科の腎・泌尿器科学分野。名古屋市立大学医学部附属病院は2017年6月、前立腺がんの疑いがある人への生検法で先進医療実施施設の承認を得た。安井孝周教授は「正診率が向上しているという実感がある」と手応えを口にする。
4月の診療報酬改定でロボット支援下内視鏡手術の適用が大きく広がることになった。今後の婦人科領域はどう変わっていくのか。黎明期から腹腔鏡下手術に取り組んできた安藤正明院長は「ロボット手術の健全な普及」に向けて動きだした。
40歳を目前に1月、トップに就いた金重総一郎新院長。70年近い病院の歴史を受け継ぎながら、「医療者の新しい働き方を全国に発信できる病院にしたい」。そんな未来図を描く。
本誌ではweb 版には掲載していない記事も多数ございます。 …
「皮膚を小さく切開することだけが最小侵襲手術ではない」と語る松山幸弘病院長。整形外科学講座の教授と病院長職と二足のわらじで多忙な日々を送る中でも、常に「何が患者のためになるのか」を第一に考えている。
奈良・三重両県で精神科の病院、診療所など20余りの施設を展開するハートランドホスピタルグループ。グループの先駆けとなった病院「ハートランドしぎさん」は奈良県内の精神科病院で最大の700床を有する。精神科医として臨床に携わりながら運営のかじを取る徳山明広院長に話を聞いた。
公益財団法人福岡県すこやか健康事業団(瓦林達比古理事長)は、2017年度の「がん研究助成金」事業の受賞者を発表した。優秀賞(3人)をはじめ、入賞、奨励賞など研究者計22人が受賞。1月24日にソラリア西鉄ホテル(福岡市中央区)で贈呈式が開かれ計540万円が贈られた。
今号も、薬の話を続けます。Aさんは65歳の漁師さん、早期大腸がん手術および膀胱腫瘍精査目的でB病院の泌尿器科に入院しました。まず、膀胱腫瘍に対する生検が実施され、良性であることが判明しました。その後、外科に転院し、外科と泌尿器科との合同で、膀胱腫瘍切除術と大腸がん切除術が実施されました。