地方独立行政法人 さんむ医療センター 篠原 靖志 院長

医師の「地域格差」は広がるばかりだ。千葉県の10万人当たりの医師数は全国45位。特に、さんむ医療センターが位置する山武長生夷隅医療圏は深刻な医師不足に悩まされてきた地域だ。一時期のマンパワーの大幅ダウンから、新たな強みを獲得するに至った篠原靖志院長の「決断」とは。

東京大学大学院整形外科学教室 田中 栄 教授

日本の「整形外科学教室」の歴史は1906年、ここ東京大学(当時は東京帝国大学医科大学)で始まった。「整形外科(ドイツ語:Orthopädie)」という言葉は、国の命でドイツ・オーストリアの外科的矯正術を学んだ初代教授・田代義徳医師が名付けたものだ。「次の100年」へと向かう中、7代目・田中栄教授の思いは。

千葉徳洲会病院 加納 宣康 院長

日本人として初めて米国外科学会の招待研究者に選出されるなど、まさに「切り拓(ひら)いてきた人」という表現がふさわしい。加納宣康 院長が千葉徳洲会病院のトップに就いたのは2016年。「患者だった自分」の体験を原点に病院づくり、人づくりに取り組む。

独立行政法人国立病院機構 東近江総合医療センター 井上 修平 院長

医師不足などで医療崩壊の危機を迎えていた東近江市。打開策として「滋賀県地域医療再生計画」が策定され、病院の再編成が始まった。5年前、その屋台骨として始動したのが東近江総合医療センター。手探りで走り続けたトンネルを抜け、地域の中核病院としてよみがえった。

医療法人社団青虎会 フジ虎ノ門整形外科病院 土田 博和 理事長

19床の医院からスタートし35年。整形外科に特化した専門性の高い医療を提供し続け、今や年間2千の症例数を誇るフジ虎ノ門整形外科病院。現在、医療法人社団青虎会は数多くの施設を有するまでに発展した。 土田博和理事長は、長年の夢であった映画監督としての活動を開始。2月には医療を題材にした初監督作品「たまゆら」を公開した。制作への思いを聞いた。

鹿児島大学病院 病院長 夏越 祥次

新年あけましておめでとうございます。皆様におかれましてはつつがなく新しい年をお迎えのこととお慶び申し上げます。国内外の一年を振り返りますと、アメリカではトランプ大統領が誕生し、アメリカ第一主義を打ち出しました。