福岡県看護協会 会長 花岡 夏子
皆さま、新年あけましておめでとうございます。ご家族おそろいのよいお年をお迎えのこととお慶び申し上げます。昨年を振り返りますと、明るい話題として、2016年に続き「ノーベル医学・生理学賞の日本人受賞」がありました。
皆さま、新年あけましておめでとうございます。ご家族おそろいのよいお年をお迎えのこととお慶び申し上げます。昨年を振り返りますと、明るい話題として、2016年に続き「ノーベル医学・生理学賞の日本人受賞」がありました。
11月24日、四天王寺大学(大阪府羽曳野市)で2019年4月の看護学部開設に伴う記念講演会が開かれた。京都大学の山中伸弥教授が「iPS細胞がひらく新しい医学」とのテーマで登壇。市民ら1300人が耳を傾けた。
長寿社会の今、社会は制度化、病院化し、介護化してきたと評論家・米沢慧氏はセミナーをはじめた。2018年は明治維新150年。この間、予後余命は50年から人生80年に飛躍。ケアに相当することばは介抱・看病を経て、看護、介護とひろがり、医療や介護に関する職種は専門分化している。セミナーでは米沢氏の新著「看護師のための明治文学 漱石の時代の介抱・看病・看護」(日本医療企画 2018)より、明治の文豪が自らの闘病生活より視(み)た、介抱や看護について紹介された。
救急病院としての使命を負う、相模原赤十字病院。旧津久井郡の数少ない病院の一つとして、急性期医療の維持、災害救護派遣、医療従事者の育成など、さまざまな役割を持つ。この地域で奮闘する八十川要平院長に話を聞いた。
大津市内を中心に、病院や介護施設などを有する医療法人華頂会グループ。その活動をけん引するのが琵琶湖養育院病院だ。田畑良宏院長はトップとしてマネジメントを担いつつ、臨床医として精力的に在宅患者のもとを訪れている。
大阪府済生会千里病院は地域における急性期医療の要だ。3次救急指定医療機関、大阪府がん診療拠点病院、災害拠点病院、地域医療支援病院。さまざまな機能を担い、済生会の設立理念である「生活困窮者の救済」にも努める。木内利明院長に、病院の使命と未来像を聞いた。
設立から100余年、2世代3世代にわたって親しまれてきた和歌山の「日赤さん」。柱は高度救命救急と、がんを中心とした高度先進医療。放射線治療の第一人者であり、がん医療の強化に尽力してきた平岡眞寛院長に思いを聞いた。