大分大学医学部救急医学講座 重光 修 教授
大分と福岡の県境付近で韓国人旅行者が乗ったマイクロバスが事故を起こし8人が重症外傷を負ったことがありました。大分大学、久留米大学、佐賀大学のドクターヘリが現場に駆けつけ各大学病院に分散して搬送。全員が助かり、後日、帰国することができました。
大分と福岡の県境付近で韓国人旅行者が乗ったマイクロバスが事故を起こし8人が重症外傷を負ったことがありました。大分大学、久留米大学、佐賀大学のドクターヘリが現場に駆けつけ各大学病院に分散して搬送。全員が助かり、後日、帰国することができました。
「皮膚を小さく切開することだけが最小侵襲手術ではない」と語る松山幸弘病院長。整形外科学講座の教授と病院長職と二足のわらじで多忙な日々を送る中でも、常に「何が患者のためになるのか」を第一に考えている。
請われて始めたサッカーチームのサポートをきっかけに、スポーツ選手・愛好者の診療にも力を入れ始めたのがおよそ20年前。スポーツチームの遠征への帯同、外部との交流で医療レベルがアップ。意欲あるスタッフが集結し、患者も集まる好循環が生まれている。
専門分野に集中することで発展する大学もある中、当教室は領域全体をカバーしていることが特徴です。上肢は肩、肘、手で各専門のドクターがおり、下肢も股関節、膝、足と同様です。膝は膝で、人工関節など高齢者の手術を扱う部門と、スポーツ外傷の関節鏡手術がメインの部門がある。各分野の教官やスタッフが協力して、第一線の治療に取り組んでいます。
手術の症例数は、患者の信頼度を示す「ものさし」の一つでもある。佐田病院の整形外科が福岡で上位の成績を維持している背景には、どんな理由があるのか。
1932年に開講し86年の歴史を持つ整形外科学講座。講座を率いる志波直人主任教授は、福岡県内初となる「日本宇宙航空環境医学会大会」を2017年11月、久留米市で開催、学会長を務めた。宇宙を見据えた研究から地域医療まで幅広い領域に活動を広げる講座への思いとは。
日本初の内視鏡下椎間板ヘルニア摘出術を行った角谷整形外科病院。先進的な技術を積極的に導入する風土は開院当初から根付いていた。「患者さん一人ひとりの心に届く医療とケア」を追求し、和歌山県の整形外科診療をけん引し続ける。