一宮市立市民病院 松浦 昭雄 院長
尾張西部医療圏における中核病院。1936年に「一宮市診療所」として始まった歴史は、2018年10月、新病棟のオープンによって新しい一歩を踏み出した。松浦昭雄院長は「地域の先頭に立つのが私たちの役割」と語る。
尾張西部医療圏における中核病院。1936年に「一宮市診療所」として始まった歴史は、2018年10月、新病棟のオープンによって新しい一歩を踏み出した。松浦昭雄院長は「地域の先頭に立つのが私たちの役割」と語る。
南丹医療圏は、京都府の面積全体の25%を占めるエリア。国民健康保険南丹病院組合が運営する公的医療機関として、急性期医療を中心に担ってきた。2017年に公立南丹病院から現病院名に変更。広い医療圏の中で、患者の命を守るため、救急医療に力を注ぐ。
1993年の国立療養所東栃木病院との統合、2004年の国立病院機構への移行による独法化。こうした流れの中で宇都宮病院は低空飛行を続けていた。存続の危機がささやかれるほどの状況から一転、10年連続の黒字。「未来を見つめる組織」へと変わった。
心臓内科、心臓血管外科を合わせた症例数は国内トップクラス。各地から年間およそ4万人が受診に訪れる。日本の心臓疾患領域の第一線にいる多くの医師たちが、ここ新東京病院で活躍してきた。「梁山泊を目指す」という創設の理念は現実のものとなり、今もなお発展を続けている。
「くまそう」として地域に親しまれてきた熊谷総合病院の運営を2016年に引き継いだのは、北海道帯広市を拠点に病院や介護施設などを運営する社会医療法人北斗。今年7月の「PET総合検診棟」オープンなど、思い描く病院の姿に着々と近づいている。
呼吸器疾患(結核等)や神経筋難病(重症心身障害、筋ジストロフィーを含む)、てんかん、機能脳神経外科、高次脳機能障害の奈良県の拠点病院として発展を遂げている奈良医療センター。「機能神経外科」をけん引してきた平林秀裕医師が、今年、特命副院長から院長に就任した。
昨年11月の新病棟完成で埼玉県東部地区最大の病院となった「獨協医科大学埼玉医療センター(旧:獨協医科大学越谷病院)」。相次ぐ新部門開設、進む既存棟のリニューアル。4月、変貌する同センターのトップに就いたのは、男性不妊症治療の第一人者でもある岡田弘病院長だ。
民間病院として国内で初めての陽子線治療施設オープン(2008年、南東北がん陽子線治療センター・福島県)など、先端医療の導入を積極的に進めてきた南東北グループ。2012年、川崎市に開設した新百合ケ丘総合病院でも、さらなる機能強化に向けた取り組みが着々と進んでいる。