宮崎大学医学部附属病院 卒後臨床研修センター 小松 弘幸 センター長
4月スタートの新専門医制度の下、地方都市では、いかに次世代を担う若手医師を増やしていくのか。
整形外科を柱とし、2017年4月には、「奈良手の外科研究所」を開設した田北病院。内科系診療科や脳神経外科などを擁し、併存疾患が増える高齢者もサポート。地域の医療を支えている。
独立行政法人労働者健康安全機構を母体に、全国33カ所にある労災病院。1991年開設の横浜労災病院はグループでは最も新しい病院だ。港北区を中心に人口増加率が高い横浜市北部医療圏で、地域の幅広い医療ニーズに対応する。
昼間人口と企業の数がともに東京23区でトップの港区。そんな港区で唯一の大学附属病院である東京慈恵会医科大学附属病院。日本の大部分の病院が高齢化や過疎化に頭を抱える中、「働く人」が多い地域ならではの課題と取り組みとは。
駄木エリア再開発計画「アクションプラン21」を推進する日本医科大学付属病院。1月、コア事業である新病院がグランドオープンした。日本初の救命救急センター開設(1977年)などを実現してきた医療への熱意は、どう受け継がれていくのか。
東三河南部の慢性期医療を担う豊川青山病院。昨年4月に就任した松井俊和院長は、それまで大学で医療教育や医療コミュニケーションを指導してきた経験を生かし、チーム医療や地域連携を推し進める。
結核や神経難病などの政策医療に対応する愛媛医療センター。隣接する愛媛大学や地域の医療・福祉・介護施設と密に連携するなど、他機関とのつながりを大事にしている
熊本労災病院は、熊本県有数の工業都市・八代市において労災医療、政策医療を中心に担う医療機関として1954年に設置。産業構造や人口構成の変化に伴って地域医療を支える中核病院としての役割を強めていった。病院を取り巻く状況や今後の展望などを、猪股裕紀洋院長に聞いた。