佐賀大学 学長 宮﨑 耕治
九州の医療界でご活躍の皆さまとともに、平成最後の年であり新たな御代の始まりとなる本年を晴れやかに迎えることができました。日ごろからの本学へのご厚情に心より感謝申し上げるとともに、謹んで初春のお慶びを申し上げます。新時代の潮流に乗り遅れることなく、皆さまとともに本学も歩みを進めてまいりたいと思います。
九州の医療界でご活躍の皆さまとともに、平成最後の年であり新たな御代の始まりとなる本年を晴れやかに迎えることができました。日ごろからの本学へのご厚情に心より感謝申し上げるとともに、謹んで初春のお慶びを申し上げます。新時代の潮流に乗り遅れることなく、皆さまとともに本学も歩みを進めてまいりたいと思います。
国は「80歳で20本以上の自分の歯の残存」を目指す「8020(ハチマルニイマル)運動」を推進。達成率は5割超だが「現場としてはギャップを感じる」と、つきやま歯科医院専門医療センター天神の築山鉄平院長。予防歯科普及に向けた「仕掛け」の一環として、歯科向けソフトウエアの開発・販売を手掛けるミックとの連携を進めている。
多岐にわたる役割を担う医師会。各種検診、予防接種への協力、小・中学校の校医、ケアマネジメントステーションのサポート、市民を対象とした講演会の開催など、行政と連携する活動も多数ある。今年、佐賀市医師会会長に就任した、医療法人智仁会佐賀リハビリテーション病院の吉原正博理事長に佐賀市医師会の現状やこれからの抱負を聞いた。
「ほんの3cm切る手術で、胸や腕、手のしびれがほぼなくなった。先生には感謝しかない」と、病院周辺を散歩していた入院患者。すがる思いで遠方から訪れる者も多い。かつてない頸椎手術を開発し、成果を上げているドクターの思いは。
今年、佐賀大学医学部は開講40周年を迎えた。最先端の教育方略を取り込み先進的な研究を展開。医師国家試験合格率もトップクラスを維持する。力を注ぐのはプロフェッショナリズムを持った「良き医療人」の育成だ。
大学と病院の一体化をはじめ、さまざまな「聖路加の医療と教育」の変革を成し遂げてきた福井次矢学長・院長。受け継いできた強み、そして未来に対する思考は、実に興味深い。
良き医療人を育成し、もって医学の発展ならびに地域包括医療の向上に寄与する―。佐賀大学医学部の前身、佐賀医科大学建学の精神にはそうある。新専門医制度のもと、どう「良き医療人」を育んでいくのか。