今月の1冊 – 78.大人のための社会科 未来を語るために
世に広がりつつある(らしい)「反知性主義」へのささやかな抵抗を試みて、「嫌われる側」である社会学者たちが社会をほどき、結びなおす―。
世に広がりつつある(らしい)「反知性主義」へのささやかな抵抗を試みて、「嫌われる側」である社会学者たちが社会をほどき、結びなおす―。
日本では免疫への関心は、これまであまり高まることはありませんでした。「サルノコシカケ」の成分などを用いた免疫賦活剤や「養子免疫療法」などの非特異的免疫治療が試みられてきましたが、安定的な成績を残すには至っていません。
手術の侵襲が大きく、難度も高い食道がんを専門とする森田勝・九州がんセンター統括診療部長。実臨床の場で必要に迫られ「チーム医療」を推し進めてきたという。森田部長が掲げる「四つのチーム」を聞く。
請われて始めたサッカーチームのサポートをきっかけに、スポーツ選手・愛好者の診療にも力を入れ始めたのがおよそ20年前。スポーツチームの遠征への帯同、外部との交流で医療レベルがアップ。意欲あるスタッフが集結し、患者も集まる好循環が生まれている。
手術の症例数は、患者の信頼度を示す「ものさし」の一つでもある。佐田病院の整形外科が福岡で上位の成績を維持している背景には、どんな理由があるのか。
1948年に開設した屋島総合病院が、2016年11月に新築移転。同院をけん引する「関節外科センター」をはじめ多様な側面で機能強化が図られた。安藤健夫病院長は「たしかな技量が患者さんの信頼につながる」との思いを貫く。
40年近く、地元宮崎でリウマチ専門医として地域医療を支える税所幸一郎・都城医療センター副院長。患者の意志尊重と負担軽減を最優先し、信頼される医療の実現を目指している。