琉球大学大学院医学研究科 女性・生殖医学講座 金城 忠嗣 診療講師
出生率日本一を続ける沖縄県。ただし、周産期医療センターを持つ医療機関は限られており、NICUは常に満床状態にあるという。重症の患者の搬送や慢性的な医師の不足にどう対処しているのか。その取り組みについて尋ねてみた。
出生率日本一を続ける沖縄県。ただし、周産期医療センターを持つ医療機関は限られており、NICUは常に満床状態にあるという。重症の患者の搬送や慢性的な医師の不足にどう対処しているのか。その取り組みについて尋ねてみた。
「寛解を維持しリカバリーすることが真のゴール」と話す琉球大学精神病態医学講座の近藤毅教授。発達障害への関心が高まる中、社会はその「特性」をどのように捉え、受け入れていくべきか。方向性のポイントを聞いた。
「YESでも、NOでもいい。臓器移植を知り、提供についてしっかり考えて、意思表示を―」脳死の人からの臓器提供による移植が可能となった「臓器移植法」施行から21年目。来月16日には、22年目に入る。
病棟医長として琉球大学に勤務していた田名毅医師は、「地域の最前線で重症化予防に役立ちたい」と考えるようになった。決意を固め、「田名毅院長」として一歩を踏み出したのは36歳のときだ。
患者の期待に、私はどう応えていくべきか」。東千夏講師が専門として選んだのは「関節リウマチ」の領域。沖縄の診療体制の充実に向けて奮闘中だ。
昨年2月に教授就任。主として希少疾患の研究に注力してきた自身の経験を生かし、「患者に寄り添った医療」と「たしかなエビデンスの創出」の融合を信条に教室づくりを進めている。