何がベストな治療なのか 常に問い続ける
何がベストな治療なのか 常に問い続ける
未知の研究テーマに取り組み、「苦しいときもあった」と語りながら、どこか楽しげだ。年ほど前から研究を続けてきた「人工膵臓(すいぞう)」を用いた周術期の血糖管理が保険収載されるなど、さまざまな挑戦の成果が見えてきている。
消化器・腎臓疾患を担当する鳥取大学の機能病態内科学分野(第二内科)。年以上続く教室を受け継ぎ、さらに発展させる磯本一主任教授に、教室の特徴や今後の展望、6月に会長を務める日本消化器病学会中国支部例会の概要を聞いた。
開院は1973年(当時は沖縄中央脳神経外科)。沖縄返還後の「何もない状況からスタートした」と語る大仲良一理事長は、豊富な実績と最先端の医療技術を擁する病院に育て上げた。「より地域に密着した取り組みに力を入れたい」と意気込む。
新年明けましておめでとうございます。皆さまにおかれましては、健やかな新年をお迎えになられたこととお慶び申し上げます。さて、今年は久留米大学医療センター開設25周年を迎えます。1994年の開設以来、「心が通い、信頼される医療」を理念に、患者さん中心の医療の実践、病診連携を推進し、地域の中核病院として発展してまいりました。
平成最後の10月がもうすぐ終わる。平成最後の春が過ぎたら、新しい時代がやってくる。そしていつか、平成も「昔」と呼ばれるようになるのだろう。
重粒子線がん治療施設、がんワクチンセンター、漢方サポートセンター…。神奈川県立がんセンターは、手術、放射線治療、化学療法の三大療法に限らず、まさに「あらゆる手段」でがんに挑み、新たな治療法開発のための研究にも取り組んでいる。
日本では免疫への関心は、これまであまり高まることはありませんでした。「サルノコシカケ」の成分などを用いた免疫賦活剤や「養子免疫療法」などの非特異的免疫治療が試みられてきましたが、安定的な成績を残すには至っていません。