内唯一の医療研究機関である大分大学医学部附属病院。再整備とともに最先端の医療機器をそろえた。新たなスタートを切る中で見えた課題とは。

労働者の安全衛生という視点は、三つ目の病院職員のためにもつながっています。20〜30年前はどこの現場でも、医者や看護師は自らを犠牲にして患者さんに尽くすというのが当たり前の世界でした。しかし当院はワークライフバランス推進に早くから取り組んできた経緯があるのです。

小児先天性心疾患の治療を受けた患者が成人し「成人先天性心疾患」となるケースが増えている。岡山大学心臓血管外科は、国立大学として全国初となる専門センターを2014年に開設。同講座の3代目教授に就任した笠原真悟教授に課題などを聞いた。

沖縄県の2016年の出生数は約1万7千人。出生率は全国1位を長年維持しているものの30年前と比較すると約4千人減少した。少子化の中で求められる産婦人科病院の役割とは。

滋賀県全域にとどまらず、大阪府や奈良県からも患者が訪れるという木下レディースクリニック。そこには最新鋭の設備だけでなく、信頼して任せることができると確信できるスタッフの思いがあふれている。

40歳を目前に1月、トップに就いた金重総一郎新院長。70年近い病院の歴史を受け継ぎながら、「医療者の新しい働き方を全国に発信できる病院にしたい」。そんな未来図を描く。