近畿大学医学部眼科学教室 日下 俊次 主任教授
網膜、角膜、緑内障、白内障、弱視・斜視、神経眼科―。いずれの領域においても「最高水準の医療で眼を守る」ことを目指す近畿大学医学部眼科学教室。今年の4月より講座を束ねている日下俊次主任教授の専門分野の一つは「未熟児網膜症」だ。
網膜、角膜、緑内障、白内障、弱視・斜視、神経眼科―。いずれの領域においても「最高水準の医療で眼を守る」ことを目指す近畿大学医学部眼科学教室。今年の4月より講座を束ねている日下俊次主任教授の専門分野の一つは「未熟児網膜症」だ。
心臓外科の発展に大きく貢献した榊原仟・東京女子医科大学教授(当時)が、1977年に開設した循環器専門病院。豊富な実績への信頼は厚く、国内各地はもとより海外からも患者が訪れる。昨年、同院のトップに就いたのは磯部光章院長。病院が目指すものは。
「区南部医療圏」(大田区、品川区)には、大学病院をはじめ急性期病院が集中している。その一翼を担う牧田総合病院を軸に、予防医療から介護サービスまで展開する仁医会。来年には新病院建設が始まり、さらなる地域貢献を目指す。
病院長に就任したのは2015年4月。前年の医療事故の影響、大がかりな耐震工事といった逆風の中、田邉一成病院長は病院の再生に取り組んできた。改革の成果を示すための新病院の計画も、年内に発表される。女性医師の働き方にも注目が集まる今、「国内で唯一の女子医科大学」は何を見据えているのか。
女性に特有の骨盤臓器脱や尿もれ。「家族にも相談できない」「どこで診てもらえばいいのか分からない」など、悩み続けている患者は少なくない。岐阜赤十字病院ウロギネセンターの三輪好生医師は「生活指導なども含めて包括的にサポートしていくことが必要」と提言する。
日本では、60歳以上の8割近くが何らかの排尿障害を抱えていると言われる。特に女性は尿道が短いため、尿もれや膀胱炎に悩む人が多いとされる。女性を取り巻く泌尿器疾患の現状について、スペシャリストである武井実根雄・原三信病院泌尿器科部長に話を聞いた。
齢、出産が大きな要因とされる尿漏れや骨盤臓器脱を専門とする「ウロギネコロジー」(泌尿器科と産婦人科を合わせた造語)に力を入れ始める医療機関が増えている。女性特有の泌尿器科疾患に「光」が当たるようになったことで、治療のニーズがさらに拡大していきそうだ。
昨年11月の新病棟完成で埼玉県東部地区最大の病院となった「獨協医科大学埼玉医療センター(旧:獨協医科大学越谷病院)」。相次ぐ新部門開設、進む既存棟のリニューアル。4月、変貌する同センターのトップに就いたのは、男性不妊症治療の第一人者でもある岡田弘病院長だ。