痛み治療は生涯現役
大阪医科大学病院南 敏明 病院長(みなみ・としあき)1987…
「区南部医療圏」(大田区、品川区)には、大学病院をはじめ急性期病院が集中している。その一翼を担う牧田総合病院を軸に、予防医療から介護サービスまで展開する仁医会。来年には新病院建設が始まり、さらなる地域貢献を目指す。
開院65年目となる松本外科病院。地元の住民や開業医から厚い信頼を寄せられ、救急外来に搬送されてくる患者数は地域でもトップクラスだ。そんな松本外科病院の松本良信理事長・院長に、地域で愛される理由や今後の目標について聞いた。
「ほんの3cm切る手術で、胸や腕、手のしびれがほぼなくなった。先生には感謝しかない」と、病院周辺を散歩していた入院患者。すがる思いで遠方から訪れる者も多い。かつてない頸椎手術を開発し、成果を上げているドクターの思いは。
厚生労働省の調査によると、国民の自覚症状として男性で1位、女性で2位の座にあるのが「腰痛」。脊椎の低侵襲手術で豊富な実績をもつ「あいちせぼね病院」には、国内外の患者が集まる。伊藤全哉院長は「痛みに苦しむ患者の最後の砦(とりで)を目指す」と言う。