高度救命救急から若手育成まで 長崎県の医療の要でありたい
独立行政法人国立病院機構 長崎医療センター八橋 弘 副院長(…
医療の国際化に向けた動きは愛知県でも活発化。名古屋第二赤十字病院は今年3月、東海三県(愛知、岐阜、三重)で初めて、国内では25番目となる国際的医療機能評価機関JCI(Joint Commission International)の認証を取得した。同院が目指す「世界基準」の質と安全のためには、患者も含めたチーム医療が欠かせないと佐藤公治院長は言う。
就任2年目。東千葉メディカルセンターの増田政久センター長は「『救急と急性期を担う』という使命を思い出し、実践することに徹した1年だった」と振り返る。救命救急センター、災害拠点病院などの指定を受ける地域の中核病院は、このエリアの医療をどう守っていくのか。
「患者さんとの出会いを大事にしたい」。自身の生い立ちから、医者の存在意義について思いを巡らせてきた平元周院長。地域住民の安心を守る中核病院として、人生の最期についても話し合える病院でありたいと語る。
医師不足で赤字続き。公立病院でありながら一度は救急病院の指定返上まで考えた。その状況が一転、6年連続の黒字経営を達成、優良病院表彰受賞に至るまでの歩みと病院の取り組みとは。