大分大学医学部呼吸器・乳腺外科学講座 杉尾 賢二 教授
免疫チェックポイント阻害薬開発に寄与した研究者のノーベル賞受賞や、検診での「がんの見落とし」など、良くも悪くも、がんに関わる話題が続いた2018年。臨床の場では、変化や影響はあったのか。大分大学の杉尾賢二教授に話を聞いた。
免疫チェックポイント阻害薬開発に寄与した研究者のノーベル賞受賞や、検診での「がんの見落とし」など、良くも悪くも、がんに関わる話題が続いた2018年。臨床の場では、変化や影響はあったのか。大分大学の杉尾賢二教授に話を聞いた。
公益財団法人 慈愛会は、2016年に、いづろ今村病院と系列の今村総合病院との診療科を再編し、連携を強化した。この再編によって病院がどのように変わってきているのか、4月に就任した黒野明日嗣院長に話を聞いた。
2022年をめどに、国立病院機構東徳島医療センターは同徳島病院と機能を統合する。「徳島病院の西野洋院長とは旧知の仲。しっかりと議論を重ねて計画を形にしたい」と木村秀院長。温かみあふれる雰囲気で患者を迎え、医療者が魅力を感じる病院へ―。生まれ変わるための準備が進む。
1948年4月。戦後の八代地域の医療を担う目的で、「健康保険八代総合病院」が開設された。それから70年。熊本総合病院へと名を変えた同院の、島田信也病院長は「医療をもって、公に一肌脱ぐ」を掲げ、地域の未来を見据えている。
生活協同組合ヘルスコープおおさかの拠点医療機関として、大阪市鶴見区・城東区を中心に地域密着医療を展開。4月、新院長が誕生した。
名古屋市南部で高度急性期病院「大同病院」やクリニック、介護老人保健施設などを運営する社会医療法人宏潤会。4月に着任した宇野雄祐理事長は「地域のために、法人が有する各機能の一層の底上げを目指したい」と語る。
独立行政法人地域医療機能推進機構(JCHO)が発足した翌年の2015年、横浜中央病院の病院長に就いた。「重責を感じましたが、挑戦したいという思いがまさった」と振り返る藤田宜是病院長。就任4年目を迎えた今の思いを尋ねた。
国立病院の機能を引き継ぎ、開設17年目を迎えた市立病院。率いるのは、指定管理者である地域医療振興協会の副理事長も務める沼田裕一管理者・院長。「病院らしい病院」を掲げ、運営に手腕を発揮してきた。