社会医療法人明和会医療福祉センター 渡辺 憲 理事長
創立65周年を迎えた渡辺病院。心の医療を推進し、高齢者ケアにも力を注いできた。同院を運営する社会医療法人明和会医療福祉センターの渡辺憲理事長に話を聞いた。
創立65周年を迎えた渡辺病院。心の医療を推進し、高齢者ケアにも力を注いできた。同院を運営する社会医療法人明和会医療福祉センターの渡辺憲理事長に話を聞いた。
単純ヘルペスや帯状疱疹など、早めの確定診断が必要な「ウイルス性皮膚疾患」。皮膚科医以外にとっては診断が難しい疾患や最新の治療法について福岡大学医学部皮膚科学教室の今福信一教授に話を聞いた。
今年7月、今まで有効な治療法がなかった、感覚神経の病気やケガによって強烈な痛みやしびれが生じる「神経障害性疼痛」の一因が「自己抗体」であることを解明。吉良潤一教授に発見の経緯や今後の治療法について聞いた。
1993年の国立療養所東栃木病院との統合、2004年の国立病院機構への移行による独法化。こうした流れの中で宇都宮病院は低空飛行を続けていた。存続の危機がささやかれるほどの状況から一転、10年連続の黒字。「未来を見つめる組織」へと変わった。
がん患者のニーズの多様化が進む中、医療者が「チームの一員」として心がけるべきはどのようなことか。大平雅一教授は「疑問に挑み続けること」と言う。
術後の高齢の入院患者に起こりやすい「せん妄」や認知症に対する「リエゾン精神医療」の取り組みが進んでいる。医療の高度化で高齢者にも侵襲の大きな手術が行われるケースが増加したためだ。こうした例を含めて、精神科領域で求められる医療の多様化が進んでいる。
広島県内に甚大な被害をもたらした「平成30年7月豪雨」(6月28日〜7月8日)。草津病院は被災地域などにおける精神科医療や精神保健活動を行う専門チーム「広島DPAT」としてスタッフを現地に派遣した。その活動と見えてきた課題や問題点などを、佐藤悟朗理事長・院長に聞いた。