愛媛大学大学院医学系研究科精神神経科学 上野 修一 教授
教授就任から10年。「先代が築き上げたものとの融合に注力した10年だった」と語る上野修一教授。次に目指すのは、精神科医療の資源を「地域に還元」することだという。
教授就任から10年。「先代が築き上げたものとの融合に注力した10年だった」と語る上野修一教授。次に目指すのは、精神科医療の資源を「地域に還元」することだという。
85周年を迎えた土佐病院。長い歴史を持ちながらも4年前に建て替えられた院内はとてもきれいで、明るい雰囲気。正面入口の横には、シンボルツリーの大きなプラタナスの樹があり、患者や来訪者を優しく迎えている。
2014年、兵庫県唯一の公的な精神科病院である兵庫県立光風病院(現:兵庫県立ひょうごこころの医療センター)のトップに就いた田中究院長。以来、「社会が求める精神科医療」の提供を目指し病院の改革に積極的に取り組んできた。
4月、大阪急性期・総合医療センターの南館として新築した「大阪府市共同 住吉母子医療センター」がオープンした。3月末で閉院した大阪市立住吉市民病院の小児・周産期医療を継承するとともに、さらなる機能の高度化が図られている。
熊本医療センターの泌尿器科は、あらゆる患者を受け入れ、珍しい症例を含む数多くの疾患を治療してきた。県内の開業医や研修医から注目されている。
1958年の開設から今年で60年を迎える関西医科大学精神神経科学教室。複雑化する精神疾患に対し、遺伝子の側面から薬効の個人差の原因、また脳内神経細胞の変化の解明といった先端分野での研究を進める。