地域に必要とされるオンリーワンの病院に
医療法人伸和会 延岡共立病院赤須 郁太郎 院長(あかす・いく…
画像下治療と呼ばれている「IVR」。がん領域における治療や緩和に欠かせない技術として注目を集めている。国立がん研究センター中央病院は、ここ10数年でIVRの件数が10倍ほどに増加。前病院長で、現在は国立がん研究センター理事長特任補佐を務める荒井保明氏は、国内のIVR医のトップランナーだ。
肝疾患の治療・研究に注力するだけでなく、地域住民への肝疾患に関する啓発活動に励む永田賢治准教授。日々の診療活動について聞いた。
日本初のがんを専門とする機関「癌研究会」として発足して110年。名実ともに国内のがん医療をけん引する存在だ。患者は関東圏を中心に全国から。「頼られる病院」である理由はどこにあるのか。今年7月に就任した佐野武病院長に聞いた。
肝がん克服を目指して新規薬剤の開発や「次の標準治療」の確立に向けたプロジェクトを進める工藤正俊主任教授。今年1月にも、世界初となる臨床試験の成果を米国で報告してきたばかりだ。「もうすぐ肝がん治療が大きく変わる」ー。そう確信する理由を探った。
第二次世界大戦勃発直後、航空機メーカー「川西航空機(現:新明和工業)」の企業立診療所として開設してからまもなく80年。戦後、当時の社長が「明るくみんなの力を合わせて再起しよう」という願いを込めた「明和」の名前は、今、地域にしっかりと根付いている。