石巻赤十字病院
石橋 悟 院長(いしばし・さとる)
1991年旭川医科大学医学部卒業。
東北大学医学部第二外科(現:総合外科)、石巻赤十字病院小児外科部長、
同病院副院長兼救命救急センター長兼医療技術部長などを経て、2018年から現職。
2018年に石巻赤十字病院の院長となった石橋悟氏は、職員ファーストの精神で職場環境の充実を図っている。その先に見据えるのは「世界一強く、そして優しい病院」。今後到来する本格的な働き方改革も視野に入れながら、大きな目標に向かって病院運営に取り組んでいる。
―病院の大きな特徴は。
2015年5月、世界の赤十字などの支援を得て、災害救護の拠点となる災害医療研修センターが設立されました。ここでは東日本大震災関連の資料を保管・展示しているほか、今後の災害医療に備えて講義や訓練などを行っています。また、施設内には石巻赤十字看護専門学校が併設されており、未来の看護師を育成する役割も担っています。