福岡県すこやか健康事業団25年度がん研究助成金事業で|5 氏が受賞講演
若手のがん研究者に助成金を贈呈する、福岡県すこやか健康事業団(原信之会長)の「がん研究助成金」事業で、今年度は41件の申請のうち27件(優秀賞5件、入賞9件、奨励賞13件)が受賞した。
12月11日、ソラリア西鉄ホテル(福岡市中央区天神)で開かれた贈呈式で、桑野信彦審査委員長(九州大学大学院薬学研究院特任教授)が総評を述べ、原信之会長が受賞者に助成金を贈った=写真
受賞者のうち遠藤誠=九州大学病院整形外科、亀崎健次郎=同血液・腫瘍内科、鳥飼浩平=九州大学理学研究院化学部門、赤松剛=同医学系学府保健学専攻、キム・ミニ=ソウル聖母病院内分泌代謝内科の五氏が受賞講演を行なった。
また受賞後の状況について同事業団学術研究センターの野村幸学術研究推進室長が報告、定松照夫専務理事が閉会の辞を述べた。
この事業は昭和39年に始まり、今年で48回目。これまで514件の研究に1億6千505万円を贈ったという。(14面に審査委員と受賞者名、総評)