看護師はいのちと生活の両方をみる
5月12日は看護の日。会員数3万5千人を有する福岡県看護協会。4月1日から公益社団法人となった。「私の仕事はソフト面の充実」とかねがね口にしている神坂登世子会長に、看護職全般について、個人の想いも含めて自由に語っていただいた...
特集
若い先生がたに伝えたい外科医の魅力
私は中学生まで長崎県の炭鉱の島に育ちました。この島の病院は24時間、すべての診療科が、急患に対応しており、今思えばたいへん恵まれた医療環境にあったと思います。また、急患にてきぱきと対応する医師の姿は子供心にも頼もしく思えました。このようなことが、私が医師を目指した原点かもしれません...
「患者さんの言葉が心にとどくから続けられる」
「ほかのみんなもそうでしょうけど、看護師の仕事が続けられるのは、患者さんの言葉が心まで届くからです」と横田宜子さん(42)は言う。がん化学療法看護認定看護師になって5年が経つ。原三信病院を休職扱いにしてもらい、神戸にある日本看護協会神戸研修センターで半年間、がん化学療法看護を学んだ。 抗がん剤の確...
免疫学者も認める除菌水
東京に本社のある株式会社NIBMは、次亜塩素酸ソーダ、pH調整剤、そして水を、独自の特許技術で希釈混合し、「次亜塩素酸(HOCL)」を多量に含む水の実用化に成功した。次亜塩素酸は人体にある殺菌成分と同じ物で、含有量が多い程除菌力が増す。「ドクターウォーター(ウィルス・イレイザー)」は取り扱いが簡単で、強力な...
サガハイマットの建設着々と
鹿児島から大阪へ向かう新幹線が停車したかと思うと、それとクロスするように長崎から博多へ向かう特急が滑り込んでくる。開業して1年ほどの「新鳥栖駅」には1日に250本を超える列車が停車するというから驚きだ。そんな九州の高速交通の心臓部とも言える新鳥栖駅の目の前に「九州国際重粒子線がん治療センター=愛称サガハイマット」が...
女性のための専門外来
今年5月1日に鹿児島中央ターミナルビルに女性のための専門外来クリニック「さがら女性クリニック」がオープンする。鹿児島中央駅と地下通路で直結され、女性の生涯を通じて、身近に専門医療を提供する「パートナークリニック」を目指す。その意気込みと今後の展開、そして社会医療法人としての夢を、相良吉昭理事長に語ってもらった...
自殺対策は久留米方式で
平成10年から14年間、自殺者が3万人を超えています。これは交通事故の死者の6倍です。中高年や働き盛りの男性に自殺者が多いのが特徴で、原因は失業、長時間労働、健康問題などさまざまですが、自殺を企てた人の75㌫に何らかの精神疾患があり、その半数をうつ病が占めます。失業対策や多重債務対策も重要ですが、自殺の水際作戦とし...
大分県医師会 近藤稔新会長に聞く
「大分は、山海の珍味はおいしいし、いいところですよ」。 4月1日から大分県医師会の会長に就任した近藤稔会長(71=近藤整形外科院長)。少年のころは一人で和船を操って天草の海に釣り糸を垂れ、ここ大分でも30余年、忙しい合間に沖合に出て海底の魚と駆け引きをするのが楽しいそうだ。
シリーズ“病院長に聞く”
弱者を見捨てない「無差別平等の医療」ますます重要に
「千鳥橋病院の歴史は、1968年に小さな診療所を開設したところから始まります。戦後の厳しい生活や労働環境の中で病気にかかっても、安心して受診できる診療所をつくろうという運動が地域で起こりました。一口500円の募金活動がおこなわれ、14万円の基金が集まり診療所が開設されました。それからも、患者さん、地域の皆さんに支えられ...
学会レポート
100周年迎えた日本泌尿器科学会
一人の持ち時間は15分と20分。5人の講師が紹介されるたびに600人の参加者から拍手がわいた。それは礼儀というより高度な医療技術の話が分かりやすくて興味を引いたことへの拍手だった。1912年(明治45年)に第1回目の日本泌尿器病学会総会=1928年に日本泌尿器科学会に改称=が開催されて今年で100年目。4月21日から...
福岡大学病院 入院患者と家族50人が熱心に
福岡大学病院のメディカルホールで3月23日、胃がんと大腸がんを学ぶ一般向けセミナーがあった。講師は福大消化器外科の星野誠一郎医師。病院内の掲示版やアナウンスで知った入院患者や家族50人が集まった。星野医師は配布した資料にそって、胃がんのリスクを高める要因を「食生活」、「喫煙」、「本人の持つ要因」、「ピロリ菌」の4つに...
ピロリ菌の除菌は1回で充分 胃がん予防の第一歩
福岡市天神の福岡県すこやか健康事業団で3月24日、胃の中に棲むピロリ菌を除菌して胃がんを予防する講演会が開かれた。主催したのは、がん・バッテン・元気隊。最初に元気隊代表の波多江伸子さんが「日本では50代以上の6割がピロリ菌に感染し、団塊世代が70代になる2020年ごろには、胃がんの発症率がピークに達す...
その他の記事
日本医師会会長に横倉義武氏
4月1日、元福岡県医師会長でヨコクラ病院の横倉義武院長(67)が日本医師会長に決まった。各紙が一斉に報道した。 それによると現職で再選をめざす民主党寄りの原中勝征会長(71)を決選投票で破り初当選した。会長選は2年に1度あり、九州からの選出は60年ぶり2人目。民主人気が凋落していく中で、各党にパイプのある横倉氏を選んだ...
風我
福岡県看護協会の総務課長だった米倉賢次さんが3月末日づけで定年退職された。まずはご苦労さまと声をかけたい。「振り返ってみたら人生は短い。これからは趣味の社交ダンスに磨きをかける」とのことだった。後任は児玉充生課長。県赤十字血液センター企画課の鹿毛哲也課長も4月から久留米に異動、情報管理の業務に...
在宅ホスピスフェスタ2012
アクロス福岡で3月20日、在宅ホスピスフェスタ2012が開催された。オープニングで福岡と佐賀の県境、背振に住む夫婦デュオ「シャナ」がオカリナを演奏。400人が耳を傾けた。「ふくおか在宅ホスピスをすすめる会」の代表で、にのさかクリニック院長の二ノ坂保喜医師は主催者挨拶で「患者の意思を尊重し、介護にあたる家族の不安を...
楽しいアイデアで女性を応援したい
KBC九州朝日放送にいたときの経験を生かし、女性に特化したイベント企画やメディアPRを行なっている。NPO法人ウィッグリング・ジャパンの代表理事も務め、久留米大学医学部とのコラボ「カフェで学ぼうがんのこと」は回を増すごとに好評を博し、5月には東京でも開催する。「女性の感性を活かしたマーケティングやクチコミ企画など、社会が求め...
にのさかクリニック 駐車場を地域に開放
終日肌寒かった3月25日の午後、にのさかクリニック(早良区野芥)駐車場でチャリティバザーが開かれた。地域の運送会社やスイミングスクール、造園業者のほか、ケアセンターや福祉施設など20団体と手を結んで年に2回、春と秋に開催され、地元住民の楽しみの一つとなっている...
《福岡大学病院》 在宅褥瘡セミナー
福岡大学病院のメディカルホールで3月24日、福岡県褥瘡セミナーが開かれた。内容は稲川利光NTT東日本関東病院リハビリテーション科部長の講演と、皮膚・排泄ケア認定看護師による実技「すぐに使える褥瘡ケアの技=WOCナースによる実践講座」、高木誠司福大医学部形成外科准教授の講演「高次機能病院との...
楽しくつきあう糖尿病
天神のエルガーラで3月18日、福岡大学の市民講座「楽しくつきあう糖尿病」が開かれた。500人収容の会場は満員で糖尿病への関心の高さを示した=写真。冒頭、安波洋一教授が、この講座は福大の社会貢献の一環、生活と医療を見直し、糖尿病と楽しくつきあってほしいとあいさつ、続いて中村学園大学栄養科学部の大部正代教授が、おいしい...
【カフェで学ぼうがんのことin東京】
「カフェで学ぼうがんのこと」が5月25日14時半から東京で開催される。 講師は久留米大学先端癌治療研究センターの山田亮所長でテーマは「がんの先進医療=がんワクチン=について」 。場所は渋谷2丁目のサクラ・フルール青山。参加費はケーキセット付きで1人1500円。
女性のがん検診と自殺防止を強調
自殺防止対策について原祐一理事が概況を述べたあと、久留米大学病院副病院長で同大医学部神経精神医学講座の内村直尚教授が、久留米市で実施しているかかりつけ医うつ病ネットワークについて説明した。女性特有のがん検診については、相良鞆彦常任理事が子宮頸がんと乳がんへの取り組み状況を述べたほか、福岡県集団検診...
早良病院の山上敏子精神科医が「特別公開スーパービジョン」
5月19日(土)13時から九州大学西新プラザで、行動療法の大家、山上敏子医師(早良病院)の公開スーパービジョンが開催される。司会は九大大学院松崎佳子教授(人間環境学研究院 人間科学部門 実践臨床心理学専攻)。主催は九州大学こころとそだちの相談室で、対象は臨床心理士、医師、およびそれらをめざす大学院生。肥前精神...
特別寄稿|鳥栖駅前の二十分 稗田 尚 Hieda Hisashi
駅前はがらんとしていた。約束の午後二時まで二十分あった。自転車の将棋倒しになる音が聞こえてふり返った。帽子をかぶった老人が、倒れた自転車の上にうつ伏せになっている。二十代の女性がひとり駆け寄って助け起こそうとした。でもなかなかうまくいかないようだった。それを見て私は二人に歩み寄...
ドイツも少子高齢化が加速
日本とドイツの高齢化社会を比較して老後を考える国際シンポジウムが3月24日、薬院のKKRホテル博多で開催された。主催したのは西日本日独協会(根本道也会長)で、会員と一般市民あわせて270人が参加した。基調講演でドイツ大使館のC・アイルリッヒ福祉担当参事官は、ドイツ国民の年齢構成が逆ピラミッド型に推移しつつあることから社...
カンボジアのクロマーをプレゼント
広島大学大学院で環境学を学んでいるカンボジア人のレアスメイさん(31=男性=公務員)から九州医事新報読者3人に、カンボジアのストールをプレゼント。1人2枚。
病院機能評価事業とは
㈶日本医療機能評価機構の病院機能評価事業は、病院が組織的に医療を提供するための基本的な機能 が適切に実施されているかどうかを評価する仕組み。評価調査者が中立公平な立場で病院の活動評価し、明らかになった課題を改善することで、医療の質向上が図られる。審査の結果一定の水準を満たしていると認めら...
想い5 非行少年のこころ 坂梨 圭
現在は戦後に比べ、殺人事件は増えているだろうか、減っているだろうか。そして少年事件は増えているだろうか減っているだろうか。ここ2年の殺人事件は、戦後最低を記録し、少年事件も減っている。マスコミが殺人事件や少年の猟奇的な事件を大きく取りあげるので、増えていると感じるだろうが、報道によって形成されるイメージと実相...
建築と健康について 第5回「本質の言葉」
前回は私の師匠、建築家・丹下健三先生の話であったが、幸いに私は素晴らしい先生に恵まれてきた。今回は、もう一人薫陶を受けた安藤忠雄先生の話である。安藤先生はご存じの方も多いと思う。大学も行かず、プロボクサーだったこともあるという異色の経歴であるが、先生が東大教授をされていたとき、私は部下として二年間...
死にたいと言われたときの対応について
北九州市総合保健福祉センターで3月26日、自殺対策支援者研修があった。医療や教育など、支援者向けに毎年行っており、国立精神・神経医療研究センターの松本俊彦精神科医が140人の参加者に「死にたいと言われた時の対応について」と題し講演した。松本医師は、自殺直前には9割以上...
コラム
熟考コラム
顔面凶器の権利。尻込みしてモンスターペアレントなどと言っているから、ますますつけあがる。顔面凶器親、威嚇怒声親、威力業務妨害親でいいではないか。ペアレント=たしかに親だが犬にも劣る。犬はしつけられるし、野良でも自分で食いつなぐ。顔面凶器親はどちらも無理だろう。しかも保護者ではない。逆に保護して連行すべ...
2012年4月号の読みどころ
4月号の主な紙面
- 泌尿器科学会が百周年
- 55回目のがんセミナー
- 言葉が心に届くから
- ピロリ菌除去は1度だけ
- 楽しくつきあう糖尿病
- 鳥栖駅前の二十分
- 大分県新医師会長に聞く
- さがら女性クリニック
- 安藤先生から学んだこと
- 理念は無差別平等の医療
2012年5月号の予定記事内容
- 【行事・取材メモ】
- ■4月20〜22日/日本小児科学会学術集会/福岡サンパレス、福岡国際会議場
- ■5月12日/看護のつどい/ナースプラザ福岡
- ■5月12日/井上乱一ギターライブ/箱崎水族館喫茶室
- ■5月13日/講演「医療を通した国際保健協力活動」/九州大学百年講堂。
九州医事新報ニューストピックス
- 2012.04.20
- 2012年4月20日号記事を掲載しました
- 2012.03.19
- 2012年3月20日号記事を掲載しました
- 2012.02.20
- 2012年2月20日号記事を掲載しました






