地方独立行政法人京都市立病院機構京都市立病院 森本 泰介 理事長・院長
大学病院を含め、名だたる病院が集中する京都市。この街で130余年にわたって地域医療を支えてきた市立病院は、患者ニーズをくみ取りながらがん医療を拡充してきた。
大学病院を含め、名だたる病院が集中する京都市。この街で130余年にわたって地域医療を支えてきた市立病院は、患者ニーズをくみ取りながらがん医療を拡充してきた。
未熟児から思春期まで」「救急から慢性疾患まで」を合言葉に、子どもと家族に寄り添う小児科学教室。若手医師が数多く在籍する明るいムードの医局を率いるのは、この春44歳で就任した若きリーダーだ。
性期医療に携わる中で考え続けてきた「いかに人生を終えるか」という大問題。本腰を入れて取り組むべく慢性期病院に移って3年目。この4月には院長に就任、理想のエンドオブライフ・ケア実現に向けてまい進している。
4月、医療法人亀岡病院の救急医療がスタート。サブアキュートの受け入れ強化が目的だ。就任以来10年間、大槻克一理事長が取り組んできた院内改革の「集大成」でもある。
1998年、整形外科診療所からスタートした社会医療法人三車会。現在はリハビリテーション医療を軸に、那賀医療圏の急性期から在宅までをさまざまな施設で切れ目なく支える。運営の原動力は「故郷への恩返し」と、殿尾守弘理事長は迷いなく答えた。
阪市西区に開院して87年。大阪西部地域の基幹病院として長らく親しまれてきた「日生病院」がこの春、「日本生命病院」として生まれ変わった。「使命である『済生利民』の精神を、未来へつなぐ新たな一歩」。笠山宗正院長はそう語る。
1917年に国内初の公立結核療養所として開設。今年4月、前月まで大阪大学大学院医学研究科呼吸器外科学教室の教授を務めていた奥村明之進氏を院長に迎えた。