社会医療法人杏嶺会 一宮西病院 上林 弘和 理事長・院長
今春、一宮西病院の北棟が竣工。「完成形なんてありません。進化し続けるのみです」と語る上林弘和理事長・院長は、今後どんな将来へベクトルを向けようとしているのか。
今春、一宮西病院の北棟が竣工。「完成形なんてありません。進化し続けるのみです」と語る上林弘和理事長・院長は、今後どんな将来へベクトルを向けようとしているのか。
現在、本館病棟の増改築工事が進む安岡病院。オープンは2019年の予定だ。工事に至る経緯から、新病棟の特徴、地域医療で果たしていく役割などを戸田健一院長に聞いた。
新居浜病院は1975年に建設された。時代に即した医療の提供を目指し、今年2月、新病院の建設が決定。来年度の着工、2021年の開設を予定している。プロジェクトリーダーとして建設計画の指揮をとるのは、4月に着任した北條禎久新院長だ。
「軸索型ニューロパチーを伴う脊髄小脳変性症(SCAN3)」。鹿児島大学大学院医歯学総合研究科神経病学講座脳神経内科・老年病学の髙嶋博教授らのグループが今年4月に発表した新たな疾患概念だ。「医学は、まだまだ進歩の途中」。髙嶋教授はそう語る。
新棟建設や大規模な改修を考えるなら、どのような点に留意すべきか。目指す医療の方向性、地域のニーズ、今後の変化への備え。一般社団法人日本医療福祉建築協会の中山茂樹会長は「まず明確なビジョンを」と提言する。
脳梗塞や未破裂脳動脈瘤に対する血管内治療の研究に取り組んできた兵庫医科大学脳神経外科学講座の吉村紳一主任教授。脳梗塞に多角的に介入することで予後改善を図る「急性期脳梗塞の予後改善を目指した先進的多角アプローチ」は、今年2月、優れた脳血管障害研究を対象とする「美原賞」を受賞した。
もともとは国立病院。2003年、経営移譲によって、社会福祉法人聖隷福祉事業団聖隷横浜病院となった。2015年就任の林泰広病院長は、四つの柱を掲げ、経営改革を進めている。
2020年までに、全国に誇れる医療サービス空間をー。「フィットネス&スパ カルヴァータ」や岡山大学との共同運用による中四国地方初の「がん陽子線治療センター」に続き、4月、第一期工事を終えた「N館」がオープン。一部が機能し始めた。
「電子カルテばかり見ているなんてもったいない。患者さんの顔を見て話を聞き、とことん説明します」と語る佐村博史院長。時間と手間をかけ、患者満足度の高い診療を展開する「さむら脳神経クリニック」の取り組みを聞いた。